注目のMVNO SIM、選び方のポイントは?格安SIMでスマホ代を節約! | RBB TODAY

注目のMVNO SIM、選び方のポイントは?格安SIMでスマホ代を節約!

ブロードバンド 回線・サービス

「BIGLOBE LTE・3G」のプランが利用できるmicroSIMカード。公式サイト、またはイオンの取り扱い店舗などで購入できる
  • 「BIGLOBE LTE・3G」のプランが利用できるmicroSIMカード。公式サイト、またはイオンの取り扱い店舗などで購入できる
  • 本体のSIMカードスロットに装着する
  • 昨年11月にアップルからSIMロックフリーのiPhone 5s/5cが登場。SIMフリーが一気に市民権を得た感じもある
  • iPhone 5s/5cが採用するのはmicroSIMよりさらに小さいnanoSIMカード
 昨年末にアップルからSIMロックフリーのiPhone 5s/5cが発売され、「SIMフリー」という言葉を耳にする機会が一気に増えた。MVNO各社が提供するSIMフリー端末向けの格安SIMカードと通信サービスを活用して、スマートフォンをより手頃な料金で賢く活用できる方法がある。

■MVNOの「格安SIMカード」とは

 日本国内でスマホを購入する場合、キャリアが販売する端末と回線をセットで契約するのが普通だ。端末代の割賦や基本使用料の値引きなどがあるものの、月の支払いは7000円程度になることが多く、値段の高さから購入をためらっている人も多いだろう。

 スマホを安く気軽に使いたいなら、MVNOの提供する格安SIMカードを利用するという手がある。「MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)」とは、ドコモなどの移動通信事業者(MNO)が保有する通信設備や移動通信サービスを借用して、携帯電話などに向けた無線データ通信サービスを提供している事業者のことを指す。ちなみに日本国内のいわゆる格安SIMカードの大半はドコモの回線を利用してサービスを提供しているMVNOであるというのが現状だ。

 このMVNOが発行するドコモ回線を利用したSIMカードは、ドコモのスマホまたはSIMフリーのスマホで利用できる。自分で以前使っていたものや、家族・友人などから譲り受けたスマホを使うことも可能だ。国内で購入できるSIMフリーのスマホは、アップルストアで購入できる「iPhone 5s/5c」とGoogle Playから購入できる「Nexus 5」などがある。

 もちろん手元にこうした回線契約のないスマホを持っていたとして、普通にキャリアでSIMカードだけを購入してデータ通信や通話を利用することもできるが、この場合は基本通話やデータ通信を利用するためのプランに加入する必要が出てくるので、結局スマホを新規購入するのとあまり変わらない出費が必要になる。

 MVNOが提供する格安SIMカードの場合、多くがキャリアの販売するスマホ・タブレットよりも安価な月額費用でデータ通信サービスを利用できて、そのうえ最低利用期間による"縛り”もないので、各社のサービスを試してみながら自分に一番フィットするサービスプランを選ぶこともできる。

■どのSIMカードを選ぶか?SMS機能付きがおすすめ

 2014年2月末時点で格安SIMカードのサービスを提供しているMVNOを調べてみると、OCNやNTTぷらら、BIGLOBEなどインターネットサービスプロバイダ系のものを中心に沢山の数と種類が存在している。各社のサービスを比較検討する際に、気をつけたいポイントがいくつかある。

 まずは月々の利用料金に対して、使うことのできる通信スピードと通信容量が自分の用途に合っているかということ。LTE端末で使う場合、LTE対応のサービスを選べば通信速度の面では問題はないはず。あとは通信容量制限との兼ね合いだ。

 「通話のメインには別のスマホ、または携帯電話を使うので、SIMフリーの端末はあくまでサブ。LINEやTwitter、Webブラウジングが使えたら十分」という方であれば、それなりの通信容量が使えて、とにかく月々のランニングコストが安く抑えられるサービスの方が魅力に感じられるかもしれない。通信容量は「1ヵ月で●GB」という単位で制限されている場合が多いが、1週間、あるいは1日でリセットされるサービスもある。いずれも一定期間内で利用できるデータ量を超過した場合、速度制限がかかってしまうので、普段から動画を見たりマップ検索などデータ通信の利用頻度が高い方は、予め通信容量が多めのサービスを選んでおくべきだろう。

 またSIMカードのサイズには標準SIM/microSIM/nanoSIMの3種類があるので、自分の端末で使えるサイズも事前に確認が必要だ。

 さらに格安SIMカードを選ぶ際の条件として、「SMS機能」の有無は気にかけておきたいところ。この機能はその名の通り「SMS(ショートメッセージサービス)」が使えるようになること以外にも、「セルスタンバイ問題」を回避できるというメリットがある。

 音声用回線を持たないSIMカードを使っているスマートフォンの場合、「音声用回線につなげられない=電波をつかめていない」と機器が判断して、機種によっては接続先の電波を検索し続けるという現象が発生する。そうなると、待ち受け時の間にも電波検索のためにバッテリーが急速に消耗されてしまう。こちらが「セルスタンバイ問題」の概略だ。

 SMS機能付のSIMカードを挿入しておけば、スマホが音声用回線を認識できるようになって、「セルスタンバイ問題」によるバッテリーの無駄な消費を抑えることができる。これはぜひ付けておきたい機能だ。
《山本 敦》

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