【MWC 2014 Vol.44】NTTドコモ、ウェアラブル対応アプリや5G通信技術を展示 | RBB TODAY

【MWC 2014 Vol.44】NTTドコモ、ウェアラブル対応アプリや5G通信技術を展示

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次世代移動通信「5G」のプロモーションに注目が集まる
  • 次世代移動通信「5G」のプロモーションに注目が集まる
  • 5Gのプラットフォームで4K動画がスムーズに再生できるデモンストレーションを紹介
  • VUZIXの端末による「インテリジェントグラス」サービスのデモ
  • LUMASの端末も用意
  • 日本語のメニューに英語の翻訳を表示するデモを実施
  • 東レとの共同開発による
  • 「dマーケット」の中からヨーロッパで好評を得そうな「dゲーム」「dアニメ」を紹介
  • 牛の分娩管理M2Mシステム「mAgri」を展示
 MWC 2014に出展するNTTドコモは、次世代移動通信「5G」や、ウェアラブルデバイス向けのアプリケーションサービスを紹介している。

 今回ドコモは、昨年秋に「CEATEC JAPAN 2013」で展示した技術展示を中心にヨーロッパ市場に向けた提案をMWCで行っている。同社では2015年の導入を目指して、LTEの次期バージョンである下り最大187.5Mpbsの「LTE Advanced」の技術開発を進めている。次世代移動通信「5G」はこれに続く新しい通信方式であり、東京オリンピック開催の2020年に実用化を目指している。20GHzの高い周波数帯を活用することで、1000MHz(1GHz)という広い帯域幅での高速大容量通信を実現するというもの。現行LTEサービスの約1000倍となる、ピークレートで10Gbpsの通信速度実現がターゲットとなる。

 ドコモでは高周波数帯を広帯域に利用するスモールセルと、現在LTEサービスでも使われている低周波数帯を利用するマクロセルを組み合わせたファントムセルコンセプトや、多数のアンテナ素子を使った送信技術よって、高周波数帯を有効利用する伝送技術の研究開発に取り組む。同社の「5G」技術に関連するプレゼンテーションは、MWCの会場でも来場者を引きつけるマグネットになっていた。

 他にもメガネ型ウェアラブル端末「インテリジェントグラス」のデモも実施。シースルータイプのヘッドセットを使って、日本語のメニュー上に英語の翻訳を表示するアプリケーション事例を紹介する。同社スタッフによれば「日本語から英/中/韓への自動翻訳に現在対応ができている」という。同社のアプリケーション技術が様々なハードウェアに対応できることを紹介するため、会場ではVUZIXとLUMASの2社が開発するシースルータイプのヘッドセットを使ったデモが行われていた。

 他にも国内で1月末に発表された東レとの共同開発による、着るだけで心拍数や心電波形などが管理できる"スマートウェア”「hitoe」も展示。ウェアとスマートフォンにインストールしたアプリから、ドコモ・ヘルスケア社の運営するクラウドサーバー「WM(わたしムーヴ)」に健康管理データをプールしながら簡単に健康管理が行える。国内では年内までに実用化を目指す。

 ドコモのスマートフォン向けコンテンツ「dマーケット」から、「dゲーム」と「dアニメストア」の紹介も行っている。「dゲーム」はヨーロッパ市場へのプロモーションのほかに、コンテンツ開拓も視野に入れながらMWCに出展。「dアニメストア」については、昨年7月から9月まで、海外でジャパニメーションの人気が特に高いフランスと台湾でパイロットサービスを実施。3ヶ月間にフランスでは60本のコンテンツを1,000円で、台湾では59本のコンテンツを700円で見放題視聴できる試験サービスを実施したところ、大変好評を得たことからMWCでのプロモーションに踏み切った。MWCでの展示についても非常に好感触を得ているという。

 ドコモでは昨年11月13日から国内で「docomo ID」認証を本格導入したが、いよいよ2014年4月1日から「docomo ID」をドコモの回線契約の有無にかかわらずキャリアフリーで利用可能にする。これにより「dアニメストア」などのサービスがauやソフトバンクのモバイル端末でも楽しめるようになる。
《山本 敦》

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