ドライバーの2人に1人が事故を経験……95%が「ぶつからない」運転支援システムを期待 | RBB TODAY
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ドライバーの2人に1人が事故を経験……95%が「ぶつからない」運転支援システムを期待

エンタメ 調査
運転中に事故にあった経験はありますか
  • 運転中に事故にあった経験はありますか
  • 最近、運転していて“危なかった・ヒヤリとした”対象
  • 最近、運転していて“危なかった・ヒヤリとした”対象(年代別)
  • 事故を防止する為に行っていること
  • 事故防止の為の運転支援システムが広がることを期待しますか
  • 運転支援システムの機能で期待するもの
 昨今、車を運転するドライバーの間で、安心・安全に対しての意識が高まっている。SUBARU(富士重工業)のアイサイトのように、運転支援システム搭載の自動車が、事故やヒヤリ体験を解消してくれることに期待が寄せられているが、ネオマーケティングは25日、「運転に関する意識調査」の結果を発表した。

 調査期間は2月15日~18日で、自動車免許保有の20歳~49歳の男女600名から有効回答を得た。まず「運転中に事故にあった経験はありますか」と尋ねたると、47.5%と半数近くのドライバーが「事故を経験したことがある」と回答。「事故にはならなかったが危なかった(ヒヤリとした)ことがある」との回答も合わせると87.3%のドライバーが、少なくとも事故の危険があったということが判明した。

 そこで実際にどのような「ヒヤリ」体験を経験しているかを探るため、「事故を経験したことがある」「事故にはならなかったが危なかった(ヒヤリとした)ことがある」と回答した524名に「最近、運転していて“危なかった・ヒヤリとした”対象を教えてください」と質問すると、「飛び出してくる自転車」が55.2%で1位になった。2位も「車道走行する自転車」(44.5%)で、上位は「自転車」関連で占められた。また年代別で見てみると、「対向車」という回答が年代が上がるごとに高くなっていた。

 次に「事故を防止するために行っていることを教えてください」と尋ねたところ、男性は「細かく休憩をする」(46.7%)が1位、以下「眠気対策でガムをかむ」(41.7%)、「運転中、他のことをしない」(37.3%)という結果になった。対して女性は「運転中、他のことをしない」(54.0%)が1位で、以下「細かく休憩をする」(36.0%)、「眠気対策でガムをかむ」(31.0%)となった。

 最近注目されている、「運転支援システム付きの車」を購入し防止を図っているという回答は、全体で3.5%に留まっている。防止に投資する金額としては高くすぐに導入できないことがネックのようだ。ただし「事故防止のための運転支援システムが広がることを期待しますか」という質問には、87.2%と約9割が「期待する」「どちらかといえば期待する」と回答しており、期待度が非常に高いことが伺える。

 期待する理由としては、「人間の注意には限界があるから」「自分の目以外で事故を防止できるなら安全性が高まるから」など感覚的になりがちな運転をシステムとして改善したいという意見、「事故を起こさないように注意深く運転しているが、もらい事故ばかりは完全には防げないから」「相手が危ない運転をしていたら抵抗できない」など相手からのもらい事故を防げるという意見などが支持の理由だった。運転支援システムに期待している523人を対象に「運転支援システムの機能で期待するものは何ですか」と聞くと、「ぶつからない」が94.5%で1位で、2位「車線を外れない」(64.6%)、3位「先行車を追跡できる」(42.8%)となった。
《冨岡晶》
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