NTT、“世界最速”のグラフデータ分析処理技術を開発……1億人以上の人間関係を3分で分析
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「グラフデータ」とは、人・物・場所といった多様な情報のつながり(ウェブ上あるいは実世界のどの場所で利用者が何を参照したか、等)を表現可能なデータ構造。点(ノード)と点の関係を表すリンクから構成される。
NTTの技術では、日本の人口規模(約1億2750万人)のソーシャルグラフ(人間関係のグラフデータ)を、わずか3分で分析可能になるという。従来技術では数時間を要する。ちなみに、世界最大規模の10億ノードのグラフデータでも、1時間程度で分析可能とのこと。
分析しながら計算順序を自動最適化し不要な処理を削減する「クラスタ分析技術」、グラフデータのノードを最適に並び替えて行列分解することでデータをコンパクト化する「パーソナライズドページランク技術」を用いて、従来技術の数十倍以上の高速化を達成した。
今後は技術向上とともに、新たなソーシャルコミュニケーション支援への応用、商品レコメンデーション、医療・公共・社会科学分野への適用を進めていく。

 
    

 
         
         
         
         
         
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          