Facebookの“自殺・自傷防止ツール”、日本でも利用可能に | RBB TODAY
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Facebookの“自殺・自傷防止ツール”、日本でも利用可能に

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「自傷行為をほのめかしている」という報告とその対応が可能に
  • 「自傷行為をほのめかしている」という報告とその対応が可能に
  • 「○○さんを助けたい」画面
  • Facebookに報告された利用者に対するメッセージ
  • 友達の投稿に対し、対応策が選択可能
  • 友達に相談メッセージを送ることができる
  • サポート組織への連絡手段も提示
  • 気分転換のアイデアも提示
 Facebookは29日、自殺・自傷防止のためのツールについて、日本でも利用可能となるようアップデートを行った。この機能を使うことで、Facebookの友人や家族の投稿について、サポートを得られるという。

 Facebookの自殺・自傷防止ツールは、友達の心配な投稿に対して、「投稿者本人へのサポートメッセージの送信」「Facebookの他の知人への相談」「自殺防止の専門家のアドバイス情報の表示」を、すぐ行えるようにするものだ。

 心配な投稿に対し、投稿右上の「▽」をタップすると、投稿に対するさまざまなアクションが選択できる。ここから「この投稿を報告」→「●●●さん(投稿者)を助けたい」→「自傷行為をほのめかしている」を選択することで、以降のさまざまなアクションが選択できる。

 逆に、友達から、同ツールを使って投稿がFacebookに報告された利用者には、ログイン時に「ご自身のことを心配している人がいる」ことを伝える画面が表示される。ここから、任意の友達と話したり、「いのちの電話」「東京自殺防止センター」の相談窓口に連絡したりすることが可能だ。

 このツールには、世界各地のパートナーが協力しており、日本では、日本いのちの電話連盟、特定非営利活動法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センターが、協力を行っている。また報告内容には、Facebookのチームが年中無休で対応するとのこと。自傷や自殺などのようにきわめて深刻な事例は優先的に対応するとしている。
《赤坂薫》
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