企業におけるスマホ支給は6.8%……フィーチャーフォンからの切り替え「当面なし」51.1% | RBB TODAY
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企業におけるスマホ支給は6.8%……フィーチャーフォンからの切り替え「当面なし」51.1%

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会社からのモバイル端末支給率
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 MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は7日、企業におけるモバイル端末の支給状況、BYODの実態、利用状況などを調査した「ビジネスパーソンにおけるモバイルの業務利用動向調査」の結果を公表した。調査期間は10月5日~10日で有効回答1,632人を得た。

 まず「会社からモバイル端末を支給されているか」を聞いたところ、23.7%が会社からモバイル端末を支給されていた。内訳はフィーチャーフォン端末が16.9%で、スマートフォン端末はわずか6.8%と1割に満たなかった。

 また“スマートフォン端末を支給されている”と回答した人(N=111)を対象に、「支給時期」について聞いたところ、「3ヵ月以内」が27.0%、「半年以内」が16.2%、「1年以内」が24.3%、「1年以上前」が32.4%となり、約7割が2012年にスマホの支給がなされていた。

 一方フィーチャーフォン端末を支給されている人(N=276)に、「会社はスマートフォン端末に切り替えする予定があるか」を質問をしたところ、「早い段階で切り替える」が4.3%、「切り替えるが時期が未定」が28.3%と、合わせて32.6%に留まり、「切り替えの話は当面ない」という回答が51.1%で過半数を超えた。

 会社からモバイル端末を支給されていない個人端末のスマートフォン所有者(N=567)を対象に、「個人のスマートフォン端末の業務利用」について調査した結果、「会社公認で利用」が35.4%、「会社非公認で利用」が13.8%、「会社から利用を禁止されている」が4.2%、「禁止まではいかないが利用していない」が46.6%だった。

 さらに、会社支給と個人端末を業務で利用しているユーザー(N=387)を対象に、ニュースサイトの閲覧やソーシャルメディアの投稿、メールの確認、チャットアプリの利用、スケジュール管理、業務日報、ビジネス資料の閲覧、特定業務アプリなど全27項目にわたって、フィーチャーフォンとスマートフォンを比較した。その結果、25項目でスマートフォン端末からの利用が上回っていた。なお、、フィーチャーフォン端末がスマートフォン端末を上回った項目は「メールのチェック」と「業務電話(通常回線)」の2項目となった。
《冨岡晶》
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