KDDI研、Android端末のロック解除を内蔵カメラで行える掌紋認証アプリを開発 | RBB TODAY
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KDDI研、Android端末のロック解除を内蔵カメラで行える掌紋認証アプリを開発

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掌紋データの登録画面(人差し指と中指、薬指と小指の各付け根を赤点に合わせる)
  • 掌紋データの登録画面(人差し指と中指、薬指と小指の各付け根を赤点に合わせる)
  • 掌紋データの認証画面(登録時と同様にてのひらを合わせる)
  • 端末ロック解除・トップ画面(登録ボタンとロック中の画面ロックボタン)
  • アプリロック解除・トップ画面(登録ボタンとロック中のアプリ一覧表示ボタン)
 KDDI研究所は1日、「掌紋」を使用した生体認証(掌紋認証)によるAndroid端末向けロック解除アプリを開発したことを発表した。特殊なデバイスは不要で、端末に搭載されているカメラにてのひらを合わせるだけで、登録・照合を高速に行うことが可能。

 KDDI研では、端末搭載のカメラを使用した掌紋認証による端末ロック解除とアプリロック解除の各アプリを開発。東北大学と掌紋認証アルゴリズムを共同研究し、「帯域制限位相限定相関法」による照合技術に加え、てのひらの位置や歪みを登録時の状態に合わせる補正技術やAndroid端末向けに軽量化した前処理技術を適用した。これにより、高速な登録・照合を実現した。端末搭載のフラッシュライトを使えば、暗い場所でも正しく認証できる。

 KDDI研では10月2日より、Google Playにて、今回開発した掌紋認証アプリ「てのひらアンロック 『てアロ』」端末版・アプリ版の無料配布を開始。au Marketでは10月上旬の公開を予定している。また、幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2012」のKDDIブース内にて「てのひらアンロック 『てアロ』」端末版を出展する。
《冨岡晶》
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