慶大、パソコン1台だけで「電力需要予測」が可能なソフトを開発……企業のEMSで有効 | RBB TODAY

慶大、パソコン1台だけで「電力需要予測」が可能なソフトを開発……企業のEMSで有効

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実際の電力需要(黒線)と予測結果(赤線)
  • 実際の電力需要(黒線)と予測結果(赤線)
 慶應義塾大学(理工学部システムデザイン工学科、滑川徹准教授らの研究グループ)は6日、発電機の効率的な運用やエネルギーの有効利用を図る重要な指標である「電力需要予測」について、PC1台で実行できるソフトの開発に成功したことを発表した。

 推定問題の基礎理論として広く活用されている「フィルタリング理論」によるパラメータ推定技術を用いた独自のアルゴリズムにより、企業における短期間の電力使用データとPC1台で、電力需要予測を可能とした。企業等のエネルギーマネジメントシステム(EMS)でも有効活用できるとのこと。

 まず、電力需要曲線の特徴を考慮し、予測に有用な情報を判別するデータ処理を実行。次に、過去の発電モデルに基づき、フィルタリング理論を用いて予測値を計算する。大幅に少ないデータ量から、従来手法とほぼ同程度の精度で予測できる手法となっている。

 研究グループでは、今後、電力需要予測値の精度を向上させていく他、「発電量の予測」ソフトの作成にも取り組む予定。
《冨岡晶》

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