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パイオニア、AVマルチチャンネルアンプ「SC-LX85」「SC-LX75」……本格的なホームシアターに

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SC-LX75
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 パイオニアは14日、「ダイレクト エナジー HDアンプ」を搭載したAVマルチチャンネルアンプ「SC-LX85」「SC-LX75」を発表した。販売開始は10月中旬。希望小売価格は「SC-LX85」が330,000円、「SC-LX75」が245,000円。

 同製品は、新「ダイレクト エナジー HD アンプ」を搭載し、9 チャンネル同時駆動でのハイパワー出力を実現したAVマルチチャンネルアンプ。デジタル放送やBlu-rayディスクなど、マルチチャンネル信号が入ったコンテンツを、本格的な音質で再現することを目指した。

 リード線などを排除したダイレクト構造の新パワー素子「Direct Power FET」を採用し、ノイズを抑えた信号伝達を実現。基板回路を25%短縮(同社製従来機比)するなど、省電力化と信号劣化の要因などを排除した。

 「Hi-bit32 Audio Processing」機能では、音声信号の解像度を192kHz/32bit まで拡張処理。これにより、FLAC/WAVファイルなどロスレスコンテンツの音質を向上させるとしている。また、スピーカーの周波数特性/位相をフロントスピーカーの特性に合わせる新機能「フルバンド・フェイズコントロール フロントアライン」などを搭載するほか、DTS のマトリクスサラウンド技術「DTS Neo:X」に対応する。

 このほか、高さ方向の立体感を再現する「バーチャルハイト」と、前後感を増幅させる「バーチャルサラウンドバック」機能により、5.2chスピーカーで最大11.2ch(「ワイドサラウンド」機能では最大13.2ch)の仮想音場を実現できるとうたう。

 iPad/iPhone/iPodとは、音声信号のデジタル伝送が可能なUSB 接続。「Made for iPod/iPhone/iPad」取得済モデルとなり、 AirPlay にも対応する。iPod touch/iPhone/iPadおよびPC/Mac 内のiTunes ライブラリーに収録したファイルを再生可能。コンポジット端子への接続による映像再生のほか、iPad の充電にも対応する。

 同社製のBlu-rayプレーヤー(対応機種のみ)とのHDMI接続では、音源を高音質化する「オートサウンドレトリバー」機能/動画ファイルのノイズを軽減する「ストリームスムーサー」機能が自動で動作する。PQLS 機能を搭載したモデルとは、ジッターレス伝送も可能。

 ネットワークでは、DLNA1.5 に準拠。Windows7 認証を取得した「Home Media Gallery」機能を搭載した。HDMIでのコントロール機能(マルチリンク)にも対応する。

 定格出力は「AC-LX85」が合計810W、「SC-LX75」が合計720W。実用最大出力はともに220W/ch。ライン入力S/N比は103dB。「AC-LX85」のみマルチチャンネル1系統(7.1ch)搭載。

 主な共通スペックとして、インターフェイスはHDMI端子×7(リア6/フロント1)/2(出力)。音声入力端子はデジタルが光×3/同軸×2、アナログ(オーディオ)×1など。USB入力端子はフロント×1(iPad/iPhone/iPodデジタル入力対応)など。LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)×1。本体サイズは幅435×奥行き441×高さ185mm。重さは「AC-LX85」が17.8kg、「SC-LX75」が17.5kg。
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