ウィルコム、M2M用途に特化した「超低消費電力PHS」開発へ……電池3本で10年以上稼働 | RBB TODAY

ウィルコム、M2M用途に特化した「超低消費電力PHS」開発へ……電池3本で10年以上稼働

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PHSを活用したM2M(Machine to Machine)イメージ
  • PHSを活用したM2M(Machine to Machine)イメージ
 ウィルコムは7日、現行製品と比較した場合1/4程度の消費電流で動作し、Machine to Machine(M2M)ソリューションの通信インフラに最適化した「超低消費電力PHSチップセット」を、エイビットの協力を得て開発することを発表した。

 「超低消費電力PHSチップセット」は、機器や装置に組込まれるPHS通信モジュールのコアの部分にあたるICチップ群。PHSベースバンドICの待受け時と無線動作時双方の消費電流を削減するとともにネットワーク側を最適化することで、円筒形二酸化マンガンリチウム電池(CR電池、2,400mA/3V)3本で10年以上の待受けを可能とする装置を実現する、PHSチップセットの開発を行う。これにより、従来難しかった機器や装置への搭載が可能となる。インターフェイスには標準的な通信装置である「UART」と「GPIO」を搭載しているため、温度・湿度管理、水位計測、ウェザーステーション、位置情報端末、盗難警報・防犯装置、センサー・モニタリングなどへの活用が見込まれる。

 なお「NPO法人 テレメータリング推進協議会」が標準化した、通信機能を持ったメーターの標準インターフェイスである「Uバス」にも対応する。これにより、都市ガス、LPガス、水道におけるバッテリー駆動型の超低消費電力型テレメータリング通信システムへの利用も可能となる見込み。なお、商品化は2012年4月の予定。
《冨岡晶》

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