通信速度を割り切って大幅コストダウン……IoTネットワーク「SIGFOX」 | RBB TODAY

通信速度を割り切って大幅コストダウン……IoTネットワーク「SIGFOX」

IT・デジタル セキュリティ

3GやLTEほどの速度を必要としないIoT機器間の通信では、LPWAが大幅なコストダウンを可能とするため普及の鍵と目されている。国内でもすでにSIGFOXエコシステムパートナーとして、40社が参加を表明している(画像はプレスリリースより)
  • 3GやLTEほどの速度を必要としないIoT機器間の通信では、LPWAが大幅なコストダウンを可能とするため普及の鍵と目されている。国内でもすでにSIGFOXエコシステムパートナーとして、40社が参加を表明している(画像はプレスリリースより)
 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は9日、フランスのSIGFOX S.A.が提供するIoTネットワーク「SIGFOX(シグフォックス)」を、2017年2月から日本で展開することを発表した。

 SIGFOXは低価格・省電力・長距離伝送が特徴の920MHz帯を使用したIoTネットワークで、LPWA(Low Power Wide Area)規格の一つ。

 既に欧米を中心に24か国で普及しており、2018年までには60か国に増加が予定されている。

 通信モジュールは電池で数年間稼働でき、通信速度は上り100bps、伝送距離は最大数十kmとなっている。通信速度は早くはないが、小さなデータを頻繁にやりとりするIoTにおいては、ネットワークコストを大幅に削減できるのが強みとなる。

 KCCSは、SIGFOXを日本で独占展開することをきっかけにLPWAネットワーク事業への参入していく。IoT機器でも主にセンサーからのデータ収集用の通信として使われることを想定しており、水道・ガス・電気などの社会インフラ、AED、空調などの設備や、みまもり、ヘルスケア、物流など、様々な分野に同規格を展開していく方針だ。

 同社では2020年度までに、1,500万台の累計接続デバイス数と年間売上100億円を目指すとしている。
《防犯システム取材班/小池明》

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