エリアワンセグ実験放送局 「R-one.TV(アールワンティービー)」が開局 | RBB TODAY
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エリアワンセグ実験放送局 「R-one.TV(アールワンティービー)」が開局

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 立命館大学映像学部、京都市産業観光局、京都高度技術研究所(ASTEM)、京都放送(KBS京都)、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ、ソフトバンクテレコムの5団体による産学公連携プロジェクトは、8日、大学キャンパスにおける総合的なワンセグ放送実験を目的とする「R-one.TV」を開局した。

 「R-one.TV」では、映像学部の産学公連携型正課授業である「企業連携プログラム」の受講生が中心となり、連携企業の協力のもと、実験放送設備の設置からコンテンツの制作、編成、配信を行うとともに、視聴者アンケートを実施して、ワンセグ自体の利便性や課題、コンテンツの視聴者効果を測定するための実験放送を行う。また、大学としても、今後の授業配信を含む教育研究への活用、キャンパス内広報、学生への緊急連絡や各種啓蒙のメディア、学生の自主活動を支援するメディアとしての新しい可能性をさぐる機会として位置づけているとのこと。なおこのプロジェクトは、大学を対象とするワンセグ放送実験として、総務省より実験試験局免許を取得して実施される。

 ソフトバンクテレコムは、クラウド型ワンセグ配信サービスのビジネス化を目指しており、今回の本格的な大学キャンパス内ワンセグ実証実験に対して、小型ワンセグ送信機(エイビット製)と独自開発の配信制御ソフトウェアを組み合わせて提供したとのこと。

 実験放送は、立命館大学衣笠キャンパス内 食堂Rosso(諒友館地下1階)において、11月8日~12月24日の期間に第一フェーズとして実施され、2011年3月31日まで第二フェーズとして実施される。大学生向けコンテンツ配信サービスとして、フラッシュニュース(学内の出来事、大学内イベント・行事情報など)、エンタテインメント(「S-1バトル」、淀川 長治の映画解説など)、学生制作コンテンツ(キャンパス周辺情報、学部紹介、学生による研究成果の発表など)、大学からのお知らせ(広報課、キャリアセンター、学生センターなど)が放送される予定。
《冨岡晶》
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