国内ファイルストレージ出荷容量、2009年は約600ペタバイト……IDC Japan調べ
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2009年の国内ディスクストレージシステム(外付型と内蔵型の合計)の出荷容量は、前年比5.4%増の599.9ペタバイト(PB)。そのうち、ファイルベースの出荷容量は前年比12.9%増の252.5PB、ブロックベースの出荷容量は同0.5%増の347.4PBだった。同年の国内ディスクストレージシステム売上額は、国内企業の投資抑制の影響で、前年比25.4%の大幅なマイナス成長だったが、出荷容量は主にファイルベース容量の伸びによりプラス成長となった。IT投資の落ち込みが回復する2010年以降も、ファイルベース容量はブロックベース容量を上回る成長率で増加し、2011年にはブロックベース容量を上回ると予測された。
IDCでは、2009年~2014年における国内ディスクストレージシステム出荷容量の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)を45.7%と予測した。また同期間のファイルベース容量のCAGRを62.8%、ブロックベース容量のCAGRを24.7%と予測しており、ディスクストレージシステム出荷容量の伸びをけん引するのはファイルベース容量であるとみている。