仕事中、休憩をとらないと4割効率が落ちる……「休憩に関する調査」 | RBB TODAY
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仕事中、休憩をとらないと4割効率が落ちる……「休憩に関する調査」

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休憩をしたくなるのはどんなとき?
  • 休憩をしたくなるのはどんなとき?
  • 休憩を取る場所は?
  • 仕事ができる人は休憩取るのも上手?
  • 香山リカ氏
 トレンダーズが、20~30代のビジネスパーソンを対象に「仕事中の休憩に関する調査」を実施。休憩を取らないと「仕事の効率が4割ダウン」するなどの回答があった。

 同調査では、まず仕事時間中の休憩の取り方や実態について聞いている。「仕事中に何回休憩を取るか?」と聞いたところ、最も多かったのは「1回」で32%。次いで「2回」(21%)、「3回」(20%)の順となった。一方で「休憩は取らない」と答えた人はわずか10%で、9割の人が「仕事中に必ず休憩を取っている」、また59%と6割近い人が「1日2回以上休憩を取っている」という実態が明らかになった。

 続いて、休憩時間の過ごし方について聞いた。「休憩時間を取る場所」として最も多かったのは、「会社の休憩所」で46%。続いて「自分のデスク」(38%)、「会社のトイレ」(21%)、「会社の喫煙所」(15%)の順となり、休憩所など「デスクから離れた場所」で休憩を取る人が多い、という結果となった。

 また「休憩時間は何をして過ごすか?」という質問をしたところ、圧倒的に多かったのは「飲み物を飲む」(73%)。そこでどんな飲み物を飲んでいるかを聞いたところ、「コーヒー」(64%)、「お茶」(49%)、「ジュース」(34%)、「ミネラルウォーター」(30%)、「紅茶」(28%)、「スポーツ飲料」(19%)の順となった。

 「適度な休憩は、仕事の効率を上げるために必要だと思うか?」と聞いたところ、実に99%の人が「思う」と回答。そこで「休憩を取らないと、仕事の効率は何%ダウンするか?」と聞くと、その平均は39%だった。さらに「仕事がデキる人は休憩を取るのが上手だと思うか?」と聞いたところ、80%の人が「思う」と回答。その理由としては「仕事に集中しメリハリがあるから(27歳・男性)」「効率よく仕事をするために、リフレッシュする方法を知っていると思うから(36歳・女性)」「周りの優秀な人間は、そこそこ休憩しているから。(29歳・男性)」といったものがあがった。
 
 また「休憩に求めるものは何ですか?」という質問(複数回答)に対しては、「気分転換」(87%)に次いで多かったのが「リラックス」(75%)で、「疲労回復」(64%)を上回る結果となった。

 効果的な休憩の取り方について、TVや雑誌などで活躍している精神科医の香山リカ氏は、次のように述べている。「休憩の時間は『個人』に戻ることが必要。出来れば場所も離れて、自分1人の時間・空間を作り、仕事と完全に切り替えることがポイント。休憩中もメールをチェックするなど、仕事と連続性があると、良質な休憩になりません」。

 さらに良質な休憩のために、「飲み物などの嗜好品」を薦めており、特に「脳が疲労すると糖分を欲するので、甘いものを補給すると良い」という。疲労回復のための効果的な飲み物について香山氏は、「リラックスしたい際には紅茶が適しており、紅茶に含まれる『テアニン』という成分にはリラックス効果があると言われています。また、一気にがぶがぶ飲むのでなく、濃い目にいれた紅茶をゆっくり飲むことで心理的な効果を高めることが期待できます」とコメントしている。
《関口賢》
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