阪急阪神グループ、ポイントサービスを共通化へ……富士通がシステム構築 | RBB TODAY
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阪急阪神グループ、ポイントサービスを共通化へ……富士通がシステム構築

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
グループ共通ポイントシステムの全体イメージ図
  • グループ共通ポイントシステムの全体イメージ図
 阪急阪神ホールディングス(阪急阪神HD)とエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)は9日、グループの発行するポイントカードにおいて、阪急阪神共通のポイントサービスを10月より拡大することを発表した。

 阪急阪神グループで共同展開している「阪急阪神エメラルドSTACIA(スタシア)カード」をはじめとする各種STACIAカードやH2Oグループの発行するポイントカードにおいて、ポイントの合算・即時利用などの新サービスを実現する。富士通が、自社の「ポイントシステムソリューション」をベースに、グループ共通ポイントシステムを共同で構築した。このシステムでは、会員管理やポイント管理、ポイント還元、インセンティブ管理、グループ企業や優待店の経費精算などを効率よく行えるとともに、WEBからポイントの合算を可能とした。

 新システムでは、百貨店・スーパー・鉄道・ホテルなどのグループ企業や提携企業(優待店)の従来のポイントサービスを継続させながら、顧客情報の一元化を行い、WEBからの申し込みにより各種STACIAカードへポイントを自動で合算するポイント合算サービスが可能になる。また、グループの優待店の一部では、ポイント即時利用などの新サービスによりポイント還元メリットの向上も図られているという。

 阪急阪神HDは、阪急電鉄、阪神電気鉄道、阪急阪神交通社ホールディングス、阪急阪神ホテルズの4社を中核とし、都市交通から、不動産、エンタテインメント・コミュニケーション、流通、旅行・国際輸送、ホテルまで多角的なビジネスを行っており、また、H2Oは、阪急百貨店と阪神百貨店を核に、百貨店事業、スーパーマーケット事業、個別宅配事業、ショッピングセンターの経営など、小売に関連した事業を幅広く展開している。阪急阪神グループは、グループでのメリットをより顧客が享受できるよう、グループ共通ポイントシステムを構築したとしている。
《冨岡晶》
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