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日本アバイア、企業向けコミュニケーション・プラットフォームの新版「Avaya Aura 6.0」を発表

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 日本アバイアは6日、企業のユニファイド・コミュニケーションおよびコンタクトセンターの基盤となるコミュニケーション・プラットフォーム「Avaya Aura」の新バージョン「Avaya Aura 6.0」を発表した。9日より提供を開始する。

 「Avaya Aura」は、IMS(IPマルチメディアサブシステム)をベースとした企業のユニファイド・コミュニケーションおよびコンタクトセンター・インフラの新アーキテクチャ(プラットフォーム製品群)。IMSでは、SIP(Session Initiation Protocol)ベースですべてのセッション(音声、電子メール、インスタントメッセージング、SMS等を含む)情報を統合管理することで、レイヤーごとに独立した構成が可能。「Avaya Aura 6.0」では、セキュリティ、拡張性、柔軟性を向上した他、プラットフォーム全体に仮想化を拡張し、管理を一元化した。

 「Avaya Aura 6.0」は、Avaya Aura Contact Center、Avaya Agile Communication Environment(ACE)、Avaya Aura Presence Services、Avaya Aura Session Manager 6.0、Avaya Aura Communication Manager 6.0、Avaya Aura Session Border Controller(SBC)、Avaya Aura System Manager 6.0、Avaya Aura System Platform 6.0、SIP電話機「Avaya 1603 SW-I」、Avaya Avaya Communications Server 1000(CS1000)7.0といった製品で構成されている。

 Avaya Aura Contact Centerは、SIPベースでマルチメディア(音声、電子メール、インスタントメッセージング、SMS等)のセッション管理を実現するコンタクトセンター・ソリューション。Avaya Agile Communication Environment(ACE)は、オープンスタンダードのサービス指向アーキテクチャ(SOA)とWebサービスをベースにしたソフトウェア・プラットフォーム。 Avaya Aura Presence Servicesは、Avaya 9600シリーズSIP電話機、オフィスの電話機と同等の機能をもつプレゼンス機能付きソフトフォン「Avaya one-X Communicator」、コンタクトセンターのオペレータ向けソフトフォン 「Avaya one-X Agent」およびIBM Lotus Sametime、Microsoft Office Communications Serverのプレゼンス連携を提供する製品。Avaya Aura Session Manager 6.0は、Avaya Auraの全セッション管理を行う製品。Avaya Aura Communication Manager 6.0は、IPテレフォニー・サーバまたはSIP環境のフィーチャーサーバとして動作する製品。Avaya Aura Session Border Controller(SBC)はSIPトラフィックを外部IPネットワークとセキュリティ上分離するために利用する装置。Avaya Aura System Manager 6.0は、Avaya Auraの管理共通のフレームワーク。Avaya Aura System Platform 6.0は、アバイア製品が動作する仮想化プラットフォームなどとなる。

 Avaya Auraアーキテクチャでは、通信機能とアプリケーションを個別に変更できるため、コストを削減し、拡張性を向上できる。また、アプリケーションを複数拠点で共有できるため、各拠点での構築・運用管理コストを低減できる見込みだ。
《冨岡晶》
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