通話30分まで月540円、全キャリアで利用可能……ブラステル「国内トークバック30」提供開始 | RBB TODAY
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通話30分まで月540円、全キャリアで利用可能……ブラステル「国内トークバック30」提供開始

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ブラステル「国内トークパック」サイト
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 格安SIMでの音声通話で、ネックとなるのが通話料の高さ。どのサービスでも「30秒20円」が標準の価格となっている。そのため、データ通信で会話できる「IP電話」、独自の電話番号を経由することで安くなる「プレフィックス」などのサービスも人気だ。

 こうした通話料の高さを解消するサービスとして、現在「IP電話」では、「050 Plus」(月額300円、1分16円~3分8円)、「IP-Phone SMART」(月額無料、30秒8円)、「LaLa Call」(月額100円、1分18円~3分8円)など、「プレフィックス」では「楽天でんわ」(月額無料、30秒10円)、「みおふぉんダイアル」(IIJみおふぉんユーザー向け、30秒10円)、「FREETEL通話料いきなり半額」(月額無料・要利用登録、30秒10円)などがある。

 通信事業者のブラステルは25日、国内通話が定額制・従量制になる新プラン「国内トークバック30」(発信専用)を発表した。プレフィックス系のサービスとして、3月1日から提供を開始する。支払いは、金額を前もってチャージするプリペイド式。

 「国内トークバック30」は、30分間の無料通話が可能で、月額540円の定額制パックだ。換算すると「30秒9円」での会話が毎月可能となる。標準の通話料「30秒20円」と比較すると、「月に約14分以上国内通話する」場合、「国内トークバック30」のほうが割安となる。

 30分間を超えた場合は従量制に切り替わり、「6秒2円(30秒あたり10円)」の課金となる。時間のカウントを小刻みにすることで、無駄な課金を避けているのが特徴だ。これにより他サービスより低廉な価格を実現したという。利用は、専用のプレフィックス番号(00912020)を付与してかけることで、ブラステルの料金が適用される。そのためキャリアに関係なくサービスを利用できるとのこと。なおブラステルでは、月額999円で60分間通話可能な「国内トークパック60」も引き続き提供する。

 ブラステル「国内トークバック30」を含め、「IP電話」も「プレフィックス」も、かなり細かく料金体系や仕様が分かれている。また契約条件によっては、かえって割高になるケースも存在する。しかし、自分の月の通話時間をしっかり把握した上で選択すれば、かなり通話料金を抑えられるのも事実。利用にあたっては各サービスを検討して選択するのが望ましいだろう。
《冨岡晶》
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