アバイア、企業向けコラボソリューションの新製品群「Avaya Video Collaboration Solutions」世界同時発表 | RBB TODAY
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アバイア、企業向けコラボソリューションの新製品群「Avaya Video Collaboration Solutions」世界同時発表

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Avaya Flare Experience
  • Avaya Flare Experience
  • Avaya Flare Experienceの活用例
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  • Avaya Desktop Video Deviceの画面構成
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 日本アバイアは16日、企業向けコラボレーション・ソリューションの新製品群「Avaya Video Collaboration Solutions」を発表した。

 「Avaya Video Collaboration Solutions」は、SIP(Session Initiation Protocol)ベースのコミュニケーション・プラットフォームAvaya Auraで動作するビデオ・コラボレーション・ソリューション。既存のビデオ会議ソリューションと比較して約3分の2のコストと帯域でビデオ会議システムが導入可能となっている。製品群は、「Avaya Flare Experience」「Avaya Desktop Video Device」「Avaya Video Conferencing Solutions 1000シリーズ」「Avaya one-X Communicator 6.0」の4製品となる。

 「Avaya Flare Experience」は、電話、ビデオ、カンファレンス、インスタントメッセージング、プレゼンス、メール、SNSを統合的に利用できる直感的なユーザーインターフェースだ。コンタクト情報を一元管理し、通話履歴や過去に使用した資料などのコンテキスト情報も保存できるため、コンタクトしたい人に最適な方法を即座に選び、コミュニケーションをスタートすることができる。Android OS上で開発されたAvaya Flare Experienceにより、ユーザーは、ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で音声とビデオの通話および会議を開始したり、通話中でも、通話を中断することなく、音声、電子メール、インスタントメッセージングの操作を行うことができる。また、企業ディレクトリや個人連絡先、Facebook、Twitterなど複数のツールのコンタクト情報を統合的に保存することが可能だ。2011年にはAvaya Flare ExperienceをWindows版、タブレットPC、スマートフォンなどの環境でも提供予定。

 「Avaya Desktop Video Device」は、専門業務を行うオフィスワーカー向けのビデオ対応デスクトップ・コラボレーション端末やビデオキオスク端末として活用可能。11.6インチのHDタッチスクリーンと、720ピクセルのHDカメラによるビデオ・音声機能、内蔵デュアルマイクによる高品質の音声通話機能を有している。WiFiをサポートしているため持ち運びが可能な一方、USB接続によってオプションのキーボードや受話器にも対応する。次期バージョンでは、VPN接続によるリモートアクセスをサポート予定とのこと。

 「Avaya Video Conferencing Solution」は、フルラインナップの低コスト、低帯域HDビデオ会議ソリューションで、Avaya Auraによる一元的な運用管理により帯域幅を管理することができる。Avaya Video Conferencing Solutionは、小規模の会議室やワークグループや向けの「Avaya 1010/1020」、中~大規模の会議室向けの「Avaya 1030/1040/1050」、管理ツール「Avaya Videoconferencing Manager 6.0」で構成されている。対面式のようなビデオ会議体験が実現したり、マルチパーティの会議ブリッジ内蔵により複数の拠点を接続したりできる。

 「Avaya one-X Communicator 6.0」 は、HDビデオ、電話、インスタントメッセージング、プレゼンス、カンファレンスなどの機能を有し、IBM、Microsoftなどのデスクトップ環境と連携し、コスト効果の高いコラボレーションを実現するデスクトップコミュニケーションアプリケーションだ。

 「Avaya Collaboration Server」は、Avaya Aura 6.0のコア機能をすべて単一サーバー上で提供する。これにより、企業は、既存のH.323やSIPの通信システムにAvaya Flare Experience、Avaya Desktop Video Device、Avaya Video Conferencing Solutionを統合でき、最大50のエンドポイントをサポートする。

 さらにAvaya Flare ExperienceをサポートするAvaya one-X9600シリーズIP電話機は、音声、会議コントロール、インスタントメッセージング、プレゼンスの各種機能に加え、Microsoft Outlookと連携することで、Outlookのコンタクトリストを利用できる。ユーザーは、サイドバーでチャットをしながら通話を行ったり、ディレクトリからコンタクトしたい人を選択したりすることができる。

 製品の提供開始時期は、「Avaya Desktop Video Device」は11月30日、「Avaya Video Conferencing Solutions 1000シリーズ」は9月16日、「Avaya one-X Communicator 6.0」は10月4日の予定。
《池本淳》
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