日本アバイア、ネットワークインフラを最適化する仮想化アーキテクチャ「Avaya VENA」発表
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「Avaya VENA」は、データセンターのネットワークインフラを最適化するためのアーキテクチャ。ネットワークエッジからデータセンターのコアまでエンドツーエンドでカバーすることで設定を簡単にし、複数のデータセンターにまたがって展開するアプリケーションやサービスの迅速な運用開始を可能にするものだ。
従来の仮想環境ではアプリケーションの変更時に追加、削除といった複雑なプロビジョニングが必要となり、人為的なミスや障害が大きな課題となる。「Avaya VENA」はネットワーク全体をカバーするIEEE Shortest Path Bridgingをベースとした「Virtual Services Fabric」を採用しており、プライベート・クラウドのインフラにおいて仮想的なサービスネットワークが提供する機能を、すべてワンタッチでプロビジョニングできることが特長となっている。
一方「Avaya VSP 9000」は、Avaya VENAに対応するデータセンター向けのスイッチングソリューションとなる。完全二重化によって単一障害点(Single Point of Failure)のないハードウェアおよびすばやいルート変更可能なデータセンター向けOSを採用したのが特長。また、レイヤー2およびレイヤー3のネットワークを効率的に仮想化できる。高密度の10Gbイーサーネットポートを実装しており、将来的には40/100Gbへとシームレスに移行できるよう最高27Tbpsに対応できるアーキテクチャとなっている。
Avaya VENAはオープンな業界標準をベースとしており、VMware社、QLogic社、Coraid社、Silver Peak Systems等の企業がすでにAvaya VENAへの対応を表明している。Avaya VSP 9000は11月30日より出荷開始の予定。