エコポイント、4月からの改正は低い認知度?——アイシェア調べ | RBB TODAY
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エコポイント、4月からの改正は低い認知度?——アイシェア調べ

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不況のあおりを受け、家電を買い控えているか?(アイシェア調べ)
  • 不況のあおりを受け、家電を買い控えているか?(アイシェア調べ)
  • 家電エコポイント制度を知っているか?(アイシェア調べ)
  • 制度を利用して購入した対象製品があるか?(アイシェア調べ)
  • 2010年4月1日から家電エコポイント制度が変わることを知っているか?(アイシェア調べ)
  • 制度改正後、家電エコポイント制度により該当家電を購入する人は増えると思うか?(アイシェア調べ)
 地デジ対応テレビなどをお得に購入できると好評の家電エコポイント制度。当初は2010年3月31日までであった対象期間が12月末まで期間延長され、制度内容が改正されたが、そのことは残念ながらあまり知られていないようだ。

 エコポイント制度は、2009年5月15日から2010年3月31日までを対象期間としてスタートしたが、景気刺激策として有効なことなどから、2010年1月に成立した補正予算において2010年末までの期間延長が決定。2月には経済産業省から、制度の改善内容を含む「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業の改善について(2010グリーン家電エコポイント制度の概要)」が発表された。

 そこで、アイシェアは20〜40代のネットユーザーを対象に「家電エコポイント制度の改正に関する意識調査」を実施。その結果を公表した。調査期間は2010年3月8日〜11日で、男女494名からのアンケート回答を集計・分析。男女比は男性53.4%、女性46.6%で、年代比は20代が33%、30代が30.6%、40代が36.4%であった。

 まず、09年5月15日からスタートした制度についての認知度を調査すると、制度自体の認知者は全体の80.4%と大多数。そのうち、同制度を利用してエアコンや冷蔵庫、地デジ対応テレビといった制度対象製品の購入した人は24.9%と4人に1人を占めた。

 次に、2010年4月1日からの家電エコポイント制度の改正について尋ねると、「知っている」のは41.6%。8割が知り、4人に1人が利用した制度にもかかわず、制度の期間延長や改正については半数以上の58.4%が知らない結果となった。

 さらに、制度の改正点を案内したうえで2010年4月1日以降、家電エコポイント制度を利用して対象製品を購入する人が増えるかどうか尋ねると、45.5%が「増える」と回答。新制度においても景気刺激策として期待できそうだ。新制度のスタートを目前にしたいま、認知度を高めることが大いに求められるだろう。
《加藤》
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