「なんか切ない」「寂しいね」…シャープの液晶テレビ国内生産撤退報道にネットで悲しむ声 | RBB TODAY
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「なんか切ない」「寂しいね」…シャープの液晶テレビ国内生産撤退報道にネットで悲しむ声

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 本日、シャープが一部製品等を除き、液晶テレビの国内生産から撤退するという報道が流れた。近年、その部門業績が悪化していたことに加え、台湾EMS大手・鴻海の傘下に入ったことから、こうした状況がいつか来ることは予想されていたが、やはり現実になるとなんとも寂しいものだ。

 まず、今回の報道を見て、シャープがテレビ生産から完全に撤退すると誤解してしまったユーザーが多いようだが、それは違う。あくまでも、生産拠点の変更という表現の方が正しく、鴻海をはじめとした複数の海外工場などで、(あくまでも今のところ)シャープのテレビ生産は継続される。

 とはいえ、同社は「世界の亀山モデル」で一世を風靡しただけに、今回の報道に対しては、ネット上でもたくさんの声が寄せられている。冒頭で筆者も記載した通り、「寂しいね。」「なんか切ない」「シャープの液晶テレビも幕か」といった声が多数聞かれるほか、「シャープも東芝もあれだし国産メーカーTVはソニーと三菱になっちゃうのかね」「日本の家電文化の衰退は、日本文化の衰退」といった国内メーカー・東芝などの今後とあわせて心配する声。加えて、「私の実家のテレビは全てSHARP製です。リビングのテレビにはSHARP製のスピーカーをつなげてます。」といった同社ファンによる悲しみの声、「10年前、日本には「亀山」があるから大丈夫だと言っていたある友人のことを思い起こすな」「亀山モデルが...」「一時代が終わるとはこういうことか」といった栄枯盛衰を憂いた声が主だったものとなっている。どうしてこうなってしまったのか、本稿を執筆している筆者としても悲しい限りである。
《KT》
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