V-Lowマルチメディア放送、基地局開設計画を総務省が認定 | RBB TODAY
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V-Lowマルチメディア放送、基地局開設計画を総務省が認定

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VHF帯の現状(マルチメディア放送株式会社のサイトより)
  • VHF帯の現状(マルチメディア放送株式会社のサイトより)
  • V-Lowマルチメディア放送における役割分担(マルチメディア放送株式会社のサイトより)
 総務省は15日、「99MHzを超え108MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画」について、VIP社の開設計画を認定したことを発表した。

 アナログテレビが廃止となり、そこで使用されていた周波数(VHF帯)のうち、いわゆる「V-High」(VHF10-12チャンネル、207.5~222MHz)は現在、“全国向け放送(モバキャス)”として再活用され、「NOTTV」が放送されている。一方で、「V-Low」(VHF1-3チャンネル、90~108MHz)は、“都道府県域向け放送“”地方ブロック向け放送”として保持されていた。

 総務省では、V-Lowマルチメディア放送について、2013年3月25日~4月24日まで、参入希望調査を実施。VIP社およびもう1者(非開示希望)から、ハード事業に参入希望があった。さらに2013年12月25日~2014年2月3日に、開設計画の認定の申請を受け付けたところ、VIPから全国7つの放送対象地域すべてに申請があった。これを受け、総務省は電波監理審議会へ諮問し、「認定することを適当とする」旨の答申を受けたとのこと。

 VIPは、エフエム東京、各地域のマルチメディア放送株式会社、その他の既存放送事業者以外で共同出資で新たに設立された会社。
《冨岡晶》
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