テレビ会議/Web会議、国内シェアトップはポリコム社/ブイキューブ社 〜 シードP調べ | RBB TODAY
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テレビ会議/Web会議、国内シェアトップはポリコム社/ブイキューブ社 〜 シードP調べ

エンタープライズ その他
国内市場規模予測
  • 国内市場規模予測
  • テレビ会議メーカーシェア(2009年見込、金額、国内)
  • Web会議(SI+ASP)メーカーシェア(2009年見込、金額、国内)
 シード・プランニングは23日、業務用テレビ会議システム市場の動向調査の結果を発表した。

 テレビ会議(専用端末タイプ)/Web会議(ASPタイプ/SIタイプ)/音声会議(端末、音声サービス)/MCU(多地点接続装置)について、各社の現在の取扱商品、サービス、テレビ会議への取り組み、市場性、ユーザー動向、それに将来展望に対する見方をまとめた。調査対象企業は日本国内で業務用テレビ会議/Web会議/音声会議メーカー、それらを販売するベンダー企業81社。調査期間は2009年11月〜2010年3月。 今回で7回目の調査となる。

 2006年の国内市場ではテレビ会議(専用端末タイプ)と音声会議サービスが75%を占め、Web会議は全体の10%だった。しかし、将来的には2012年で26%、2018年では全体の54%になると見込まれ、2012年にはWeb会議が専用端末タイプのテレビ会議とほぼ同じ市場規模になると、同調査では予測。テレビ会議システム市場は、2008年の309億円から2013年685億円に、2018年には2,024億円になると予想された。また国内のテレビ会議(専用端末タイプ)は、上位メーカーのポリコム、タンバーグ、ソニー、LifeSize(日立ハイテクノロジーズ)がSDタイプから価格の高いHDタイプに製品をシフトしており、2007年からHD化が進行中。2009年には販売台数の半数がHDタイプになり、2012年には100%近くになると予想された。

 テレビ会議システム(専用端末タイプ)のメーカーシェアについては、日本市場ではポリコム社が台数・金額ともシェア1位となっている。しかし2008年からHDタイプで各社市場が拡大。国内市場でのSIタイプとASPタイプの動向を見ると、売上金額で2008年のASPタイプ約30%から2009年は41%に増加している。また、導入社数では2008年ASPが66%でSIが34%である。SIタイプとASPタイプの合計売上金額では、ブイキューブ、NTTアイティ、沖電気が上位メーカーとなった。
 
 この調査結果の詳細は、調査研究レポート「テレビ会議/Web会議の最新動向 〜環境対策・経済的志向で市場拡大の映像コミュニケションビジネス〜」(税込126,000円)として同社より販売中。
《冨岡晶》
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