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OKINET、小規模からテレビ会議を構築できるパック「VOCS-Lite」発売

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VOCS-Liteの構成イメージ
  • VOCS-Liteの構成イメージ
  • 最大16画面の画面分割に対応
  • 各種の資料共有機能
 OKIネットワークインテグレーション(OKINET)は16日、小規模からテレビ会議を手軽に始められるエントリーパック「VOCS-Lite(ボックス・ライト)」の販売を開始した。

 「VOCS-Lite」は、OKIのテレビ会議ソフトウェア「Visual Nexus」を活用し、小規模からテレビ会議を手軽に始められるエントリーパック。「Visual Nexus」は、PCのデスクトップ上で高品位な音声・映像・データを使ったIPコミュニケーションを実現するテレビ会議システムで、テレビ会議の国際標準規格であるH.323に準拠している。「VOCS-Lite」では、少ない拠点間同士でのテレビ会議などのニーズに応え、多地点でのテレビ会議システムの導入に必要となるサーバー、クライアントソフトおよびWebカメラ、マイクスピーカーなどの周辺機器をパッケージ化。導入および運用に必要な各種の設定を簡略化することで、テレビ会議を小規模から始めるのに導入しやすい価格を実現した。

 「VOCS-Lite」で使用されているテレビ会議端末の「Visual Nexus Endpoint」は、PCにインストールする形のクライアントソフトウェアで、H.264映像コーデック、最大4CIFサイズ(704×576)の大画面での会議に対応した。ネットワーク帯域が低い環境でも安定した高画質映像通信が可能で、USBカメラに「Microsoft LifeCam Cinema」を採用しており、高画質での映像コミュニケーションを実現した。

 「VOCS-Lite」は多地点での会議にも対応し、最大30拠点を同時に結ぶ会議の開催が可能だ。会議に参加している拠点のうち、最大16拠点分の映像を表示することできるため、一体感の高い会議を行える。さらに、テレビ会議中に使用する「Microsoft Office PowerPoint」や「Microsoft Office Excel」などの各種の資料を簡単に画面上で共有し、画面上でマーキングしながら議論を行ったりする資料共有機能も用意されている。

 システム管理者によるテレビ会議用ネットワーク帯域の一元管理が可能なため、システム管理者は拠点ごとに異なるネットワーク帯域を勘案して、各拠点の端末が送受信できる映像・音声通信の帯域の上限を個別に設定することができる。なお「VOCS-Lite」は「Visual Nexus」同様、ポリコムジャパン、ソニーど各社のテレビ会議専用端末との接続も可能だ。追加のライセンスを購入することで、既存設備としてテレビ会議専用端末を運用している場合や、本社など主要拠点にはテレビ会議専用端末を採用したい場合にPCクライアントと専用端末との混在運用を行える。

 「VOCS-Lite」の出荷開始時期は5月から、提供価格は5拠点への導入で128万円(税別)〜、10拠点への導入で161万円(税別)〜。なお、ソフトウェアライセンス追加により最大30拠点まで拡張可能。
《池本淳》
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