2009年のDVD/BDソフト、アニメを抜いて1位に躍進したジャンルは?
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2009年通期のセルDVD/Blu-rayディスクソフト市場は、数量ベースが6,002万枚で前年比5%マイナス、金額ベースが2,437億円で前年比11%マイナスの結果。05年をピークに06年以降、市場規模がしだいに縮小する傾向が続いているという。販売チャネル別構成比では、1位がソフト販売店(リアル店舗)で2位がEコマース(ネットショップ)となり、08年に引き続き、リアル店舗が減少、Eコマースが増加する傾向となった。
ジャンル別数量構成比では、洋画ジャンルが市場全体の26%となり、前年比2%の減少。一方、前年に引き続き堅調に増加したのは音楽ジャンルで、数量構成比で対前年5%増の23%、金額構成比では同7%増の26%に拡大。金額ベースでは、これまで市場を牽引してきた洋画や邦アニメを抜いて最大ジャンルとなった。
市場全体では規模が縮小傾向にあるが、Blu-rayソフトに限ると金額ベースで前年比の約2.8倍となる200億円市場へ成長。なかでも新作映画とアニメのジャンルで先行し、DVDソフトからBlu-rayソフトへのシフトが進んだ。他のジャンルにおいてもBlu-rayソフトへのシフトが進めば、Blu-rayソフト市場は本格的成長期に入り、2010年には2009年の市場規模から倍増する可能性も出てきたとGfKジャパンでは見ている。
市場全体でBlu-rayソフトが多数派となるのはまだ数年先となる見込だが、タイトル数も2010年前半には2,000タイトルを超え、着実に定着し始めている。方やハード面でもAV機器メーカーの注目すべき動きとして、これまでDVDを主力にしていた東芝が1月にBlu-ray市場へ本格参入。Blu-rayディスクレコーダー「VARDIA(ヴァルディア)」やプレーヤー、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」のBlu-rayディスクプレーヤー内蔵モデルを発表した。2010年はソフトとハードの両面で、Blu-rayがさらに市場を拡大する年となりそうだ。
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