日本HP、新機種発売・値段改定などでエントリ向けx86サーバのラインアップを強化 | RBB TODAY
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日本HP、新機種発売・値段改定などでエントリ向けx86サーバのラインアップを強化

エンタープライズ その他
HP ProLiant ML110 Generation 6
  • HP ProLiant ML110 Generation 6
  • HP ProLiant DL120 Generation 6
 日本ヒューレット・パッカードは7日、x86サーバ「HP ProLiantサーバ」に、インテルXeonプロセッサー3400番台搭載のエントリー向け新モデル「HP ProLiant ML110G6」および「HP ProLiant DL120G6」を追加した。同時に、「HP BladeSystem c-class」用高密度ブレードサーバの最新機種として、インテルXeonプロセッサー5500番台搭載の「HP ProLiant BL2x220c G6」の販売を開始した。

 「HP ProLiant ML110 Generation 6(HP Directplus専用)」は1ソケット タワー型サーバのエントリー機種、HP ProLiant ML110の最新モデル。1ソケット用インテルXeonプロセッサー3400番台および高速なDDR3メモリを採用した。また、リモート管理機能Lights-Out 100iの標準搭載により、処理性能をアップさせた。また、ハードディスクのデータセキュリティを強固にするセキュリティチップモジュールにも対応するなど、さまざまな機能強化が図られている。

 一方「HP ProLiant DL120 Generation 6」は、ラックマウント型サーバHP ProLiant DLラインのエントリーモデルである1Uラックマウントサーバ DL120の最新モデル。インテルXeonプロセッサー3400番台搭載し、ハードディスクのホットプラグに対応した。また、前世代機の2倍となるストレージ容量とネットワーク帯域を実現する4つのSAS/SATAドライブベイや、2つのネットワークポート、さらに2つのPCI Express Gen2対応拡張スロットを装備した。これら拡張性の強化に加え、リモート管理機能HP Lights-Out 100iを標準装備し、管理性能を強化した。初期セットアップ時間を短縮するEasy Set-up CDを標準添付するなど、小規模ネットワークからデータセンターでの利用にまで対応した。

 「HP ProLiant BL2x220c Generation 6」は、高密度ブレードサーバHP ProLiant BL2x220cの最新モデルで、インテルXeonプロセッサー5500番台を最大2基搭載可能。高速メモリDDR3用に6個のDIMMスロットをもち、最大96GBメモリが搭載可能なほか、SSD/SATAドライブ用に1ベイ、オンボードの1GbEのネットワークインターフェイスを2ポート、PCI Express Gen2対応の拡張スロットを1スロット搭載したノードを、2ノード搭載できる。前世代機と比較して1.5倍のメモリスロット数、内蔵USBポート、ハードディスクのデータセキュリティを強固にするセキュリティチップモジュールコネクタをノードごとに備えた。

 「HP ProLiant ML110 Generation 6(HP Directplus販売専用)」の価格は93,450円(税込)〜、「HP ProLiant DL120 Generation 6」は110,250円(税込)〜、「HP ProLiant BL2x220c Generation 6」は1,263,150円(税込)〜で、出荷開始時期はいずれも12月下旬の予定。

 なお日本ヒューレット・パッカードでは、HP ProLiantサーバ76製品、およびオプション164製品について価格改定も実施する。サーバ製品については、最大25%、平均7%、サーバオプション製品について最大71%、平均17%の価格改定を実施する。HP ProLiantサーバ G6をはじめ、新しいテクノロジーを採用した製品を中心に大規模に価格を刷新することで、年度末商戦期における需要喚起を図るのが目的とのこと。
《冨岡晶》
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