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IBM、企業内クラウド向けアプリ・サーバ管理アプライアンス「CloudBurst」を新発売

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IBM WebSphere CloudBurst アプライアンス
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 日本IBMは18日、エンタープライズ・プライベート・クラウドやデータセンターにおける、Webアプリケーションおよびサーバの仮想化と配布を管理するための専用特化ハードウェア「IBM WebSphere CloudBurst Appliance V1.0」と、仮想化環境で実行するためのWebアプリケーション・サーバ「IBM WebSphere Application Server Hypervisor Edition V1.0」を発表した。27日より出荷を開始する。

 「IBM WebSphere CloudBurst Appliance V1.0」は、企業内データセンターやクラウド・コンピューティング環境に対し、仮想化されたアプリケーション・サーバの構成やアプリケーションの配布などを管理するアプライアンス・サーバ製品となる。システム管理者は、WebSphere CloudBurstに対し、アプリケーション・サーバの構成、アプリケーションの導入、ネットワークやパラメーターの設定を事前に1度行うだけで、その後の配布作業はWebSphere CloudBurstが自動的に実行する。IBMの調査によれば、従来1時間30分程度かかっていたシステム管理者の手作業は、同製品によって最短で約8分に短縮できるという。アプリケーション配布後のユーザー/グループのアクセス管理、利用状況のトラッキングなどのプライベート・クラウドに必要な管理タスクもWebSphere CloudBurstが行う。さらにWebSphere CloudBurstは、所有するサーバ資産をプールすることで柔軟な活用によるサーバの稼働率を向上、ライセンスの最適化と効率化、導入からアップグレードまでアプリケーションのライフサイクル管理といった特長を持つ。

 「IBM WebSphere Application Server Hypervisor Edition V1.0」は、SUSE Linux Enterprise ServerならびにIBM HTTP Server、IBM WebSphere Application Serverから構成されており、価格は「IBM WebSphere CloudBurst Appliance V1.0」 が6,435,000円(税抜)、「IBM WebSphere Application Server Hypervisor Edition V1.0」が2,546,000円(税抜)から。前提条件として、サポートされているハイパーバイザーを実行するx86サーバ、サポートされているハイパーバイザー (VMware ESX 3.0.2、ESX 3.5、またはESX3i)、WebSphere仮想イメージ(WebSphere Application Server Hypervisor Edition)のライセンスが必要。なお、「IBM WebSphere Application Server Hypervisor Edition V1.0」は、「パスポート・アドバンテージ・エクスプレス」(PAX)を適用した、100VUの場合のライセンス料金であり、1年間のバージョンアップ・保守料金を含む。
《池本淳》
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