IBM、性能を約50%向上させた中小企業向けx86サーバ「x3250 M3」「3200 M3」発表 | RBB TODAY
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IBM、性能を約50%向上させた中小企業向けx86サーバ「x3250 M3」「3200 M3」発表

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ラック型サーバ「IBM System x3250 M3」
  • ラック型サーバ「IBM System x3250 M3」
  • タワー型サーバ「IBM System x3200 M3」
 日本IBMは4日、中小企業や小規模組織に最適なx86サーバのエントリー・モデルにおいて、性能を従来モデルより約50%向上させたサーバ2機種を発表した。

 新機種は、ラック型サーバ「IBM System x3250 M3」およびタワー型サーバ「IBM System x3200 M3」の2タイプ。1CPUサーバ向けの最新インテルXeonプロセッサー3400番台を搭載し、メモリ容量においては、従来の4倍である32ギガバイトの容量を搭載可能とした。これにより、サーバの仮想統合環境における複数アプリケーションの稼働を支援し、さらに高度な仮想化環境での使用が可能になった。「IBM System x3250 M3」(ラック型)は、インテルXeonプロセッサー3400番台、メモリ6スロット(最大32GB)、HDD最大2TB(SATA)587.2GB(SAS)。「IBM System x3200 M3」(タワー型)はインテルXeonプロセッサー3400番台、メモリ6スロット(最大32GB)、HDD最大3TB(SATA)584TB(SAS)が基本仕様となる。

 メールサーバ、ファイルサーバ、Webサーバ、ネットワーク用のサーバなどの機能を1つに統合し、小規模な組織の基幹システムとしての活用に最適とのことで、とくにラック型のx3250 M3では、3.5インチと2.5インチのSATAハード・ディスク・ドライブ(HDD)およびSAS HDDの多様なHDDを搭載でき、既存資産を柔軟に活用することも可能。両製品はまた、統合管理のためのチップ「統合管理モジュール」を搭載し、IBM独自の自己診断機能を付加したハードウェア制御ファームウェア「uEFI」をBIOSに代わって採用。これにより、サーバの起動時間を短縮するだけでなく、管理を簡単にした。

 最小構成価格は、「IBM System x3250 M3」が210,000円(税別)、「IBM System x3200 M3」が116,000円(税別)。11月11日から出荷を開始する。
《冨岡晶》
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