NEC、「Express5800/スケーラブルHAサーバ」がJava業務アプリベンチマークで世界最高性能を達成 | RBB TODAY
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NEC、「Express5800/スケーラブルHAサーバ」がJava業務アプリベンチマークで世界最高性能を達成

エンタープライズ ハードウェア
性能記録値および測定システム環境
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  • 「NEC Express5800/A1160」
 NECは、「NEC Express5800/スケーラブルHAサーバ」において、Javaで記述された業務アプリケーションのサーバ側性能ベンチマークテスト「SPECjbb2005」を実施し、x86サーバとして世界最高性能となる、毎秒2,150,260回のビジネスオペレーション処理を達成したことを17日に発表した。なおこの性能は、16プロセッササーバとしても、従来の記録と比べ40%上回る、世界最高記録となるとのこと。

 この記録はインテルXeonプロセッサ7400番台と、オラクルのJava仮想マシン「Oracle JRockit6」、「Red Hat Enterprise Linux 5.3」の組合せにより実現した。HAはHigh Availability=高可用性の略で、高稼働率・低故障率、多重化などによる対策が施された機器をさす。またスケーラブルサーバは、増減するデータサイズに応じて、処理能力や容量を柔軟に対応できるタイプの製品となる。

 今回世界記録を達成した「NEC Express5800/A1160」は、ボックス間高速インターコネクト「HSI(High Speed Interconnect)」により、最大4ボックスまでシームレスに拡張可能な、高信頼性・高可用性を実現した大規模基幹業務向けのサーバとなる。「SPECjbb2005」ベンチマークにおける世界記録達成は、NECの優れたサーバテクノロジーとオラクル社のJVM JRockitとの組合せにより、Xeonプラットフォーム上で高い性能スケーラビリティを実現できることを証明するものだと同社はコメントしている。オラクル システム・テクノロジー担当シニア・バイスプレジデントのホアン・ルイーザ氏は「性能は顧客にとって非常に重要です。オラクルのソリューションは特例的に高い基準においても確実に動作することを約束します。今回のような業界ベンチマークは『Oracle Fusion Middleware』を構成する重要なコンポーネントである『Oracle JRockit』とオラクルのJava実行ソリューション製品群のすばらしい高速性を示すものです。また、『Oracle JRockit』と『NEC Express5800/A1160』の組み合わせは、厳しいアプリケーション環境にも柔軟に対応します」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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