東芝、エリア限定ワンセグ放送システムを開発
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エリア限定ワンセグとは、携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」の技術を用い、特定エリアに限定した独自の映像やデータを配信するサービス。6,000万台を超える出荷台数の携帯端末向けに、地域密着型のサービス提供や、デジタルサイネージ分野、防災情報配信システムとしての活用まで、さまざまな利用モデルが考えられている。
今回開発されたエリアワンセグ配信システムでは、コンサート会場や競技場など、比較的広い場所で利用できる「小電力タイプ」無線機による配信と、無線局免許を必要とせず、店舗などで1m以内のエリアをカバーする「微弱出力タイプ」無線機による配信の両方式に対応した。また、一台の送出設備に複数の機能を搭載するオールインワン設計により、小型かつシンプルなシステムを実現しつつ、リアルタイムな映像配信にも対応したとのこと。現在、「小電力タイプ」については利用モデルの動作検証などを目的に実験サービスが行われており、一方、「微弱出力タイプ」については商用サービスが各地で検討されている。
同システムはコンテンツ配信装置と送信機で構成されており、コンテンツ配信装置は小型化を実現、ノートPCに内蔵可能とした。また、エンコーダやデータ放送多重機能などを一台のコンテンツ配信装置に搭載することでシンプルなシステム構成を実現、リアルタイムでの映像配信にも対応した。さらに、カメラ・編集機などとの組合せにより、独自コンテンツの配信も可能。
今後同社では、通信事業者や放送事業者などより、多くのパートナーと本システムの実証試験を本格的に進め、システムの精度を高めていくとともに、「小電力タイプ」の商用サービス環境が整い次第、防災情報配信などの官公庁向けのサービスやデジタルサイネージ分野、駅や競技場などの特定施設内のサービス分野を中心に事業を展開していく予定。
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