アイシロン・システムズは1日、動的データセンターのセルフサービス プロビジョニング ソリューションの主要プロバイダであるSurgientが、Surgient Virtual Automation Platformのプライマリ ストレージ ソリューションとしてIsilon IQを導入したことを発表した。 アイシロンのスケールアウトNASを使用して、数千の仮想サーバを単一の共有ストレージプールに一元化することで、仮想化データセンターのフラグメンテーション問題を解決するのがSurgientの狙いとのこと。またSurgientでは、OneFSオペレーティング システムを搭載するIsilon IQを使用することで、ソリューション全体の管理に要する作業時間を50%以上削減しているとのこと。 Surgient Virtual Automation Platformは、高度な仮想化およびプライベート クラウド機能を提供し、複雑なITサービスの提供を自動化するソリューション。Surgientの従来のNASシステムは、パフォーマンスまたは容量を拡張してワークフロー要求を満たすことができず、複雑なデータ フラグメンテーションが生じていたという。従来のNASシステムでは、その制限により、データを個別に保管しなければならず、システム パフォーマンスの妨げとなり、顧客のリソース割り当て速度に悪影響を及ぼしていた。アイシロンのスケールアウトNASを導入することで、Surgientは複数のNASを単一のファイルシステムに統合。この単一ファイルシステムは、最大5ペタバイト(PB)の容量、170万IOPSのパフォーマンス、45GB/秒 のトータルスループットおよび80パーセントという使用率を実現したとのこと。