アイシロン、スケールアウトNASソリューションの採用拡大を発表 〜 サーバ仮想化のメリットを最大化 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

アイシロン、スケールアウトNASソリューションの採用拡大を発表 〜 サーバ仮想化のメリットを最大化

エンタープライズ その他
 アイシロン・システムズは4日、サーバ仮想化市場におけるスケールアウトNASソリューションの採用が著しく進んでいると発表した。

 この発表では、米Stronghold Data、Public Library of Cincinnati and Hamilton County(PLCH)、およびWebairといった企業がIsilon IQを導入し、従来のストレージにおける障害の排除とサーバ仮想化のメリットを最大限活かすことに成功したとしている。

 企業向けデータサービスプロバイダのStronghold Data社は、Isilon IQを使って仮想サーバとデスクトップコンピューティング環境のリアルタイムデータレプリケーションを強化。同社は、VMware、Isilon IQ、Isilon SyncIQ(非同期データレプリケーションソフトウェア)を組み合わせ、24時間365日でのデータアクセスとデータ保護を実現したという。

 Public Library of Cincinnati and Hamilton County(PLCH)は、米国内でもっとも利用者の多い国立図書館システム。ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴまたはシアトルの中央図書館の貸出数を毎年上回っているという。PLCHは、Isilon IQを使用することで、イントラネットおよびインターネット アプリケーション、SQLデータベース、数千以上のExchangeユーザー、および図書館の予約システムなど、すべての仮想化環境を、簡単に拡張できる単一のファイルシステムに統一したとのこと。

 Webホスティング プロバイダであるWebairは、MySQLデータベースおよびApacheサーバなど、その仮想データセンターのプライマリ ストレージ リポジトリとして アイシロン スケールアウトNASを使用。Isilon IQを利用することで、従来のSANおよびNASにおけるデータ フラグメンテーションおよび複雑なストレージ管理問題を解決し、一か月あたりのストレージ システムの管理を2時間未満に短縮したという。

 サーバ仮想化を導入した結果、仮想化しない場合と比べて、数百または数千以上のマシン インスタンスを作成することとなる。従来のSANおよびNASでは、複雑性や拡張性の制限により運営上のオーバーヘッドが増加し、ストレージ使用の効率性および全体的なビジネス アジリティに悪影響を及ぼすが、アイシロンのスケールアウトNASをサーバ仮想化と組み合わせることで、企業は仮想化環境における従来のストレージ アーキテクチャの問題に直接対応し、ストレージの管理、パフォーマンスおよび使用を改善し、総費用を軽減できる見込みだ。アイシロンのマーケティング部門担当副社長であるRam Appalaraju氏は「仮想化ソリューションが驚くべき速度で採用され、大規模なサーバ環境でオーバーヘッドの劇的な低減およびコスト削減を実現する仮想化への期待がますます高まっています。 スケールアウトNASは複雑なストレージ インフラストラクチャ、コストおよびパフォーマンスにおける問題を解決します。Isilon IQを導入することで、簡単な拡張を実現し、サーバ仮想化の能力を最大限引き出すことができます。」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top