日本ユニシス、印刷セキュリティ強化・印刷コスト削減の利用型ICTサービスを提供 | RBB TODAY
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日本ユニシス、印刷セキュリティ強化・印刷コスト削減の利用型ICTサービスを提供

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「iSECUREプリント管理サービス」概要図
  • 「iSECUREプリント管理サービス」概要図
  • 「iSECUREプリント管理サービス」概要説明一覧
 日本ユニシスは3日、ネットワークプリンターソリューションの運用を統合的に行う「iSECUREプリント管理サービス」の販売を開始した。

 「iSECUREプリント管理サービス」は、「紙による情報漏えい」「印刷コストの増加」などのプリンター印刷出力の問題点を解決するもので、管理対象(クライアントPC)台数に応じた月額使用料金による利用型サービスとして提供される。利用型サービスとしては、国内初の紙媒体への印刷の制御ができるソリューションとのこと。また日本ユニシスの情報セキュリティサービスシリーズ「iSECURE」のSaaS型サービスと位置づけられており、日本ユニシスのICT共通基盤にインフィニテックの「PrintOne」を搭載しSaaS型サービスとして提供される。

 主な機能は、印刷制限をかけるセキュリティ強化機能、印刷コストを削減するための印刷制限機能、環境を考慮したエコ対策支援機能など。クライアントPC用の専用プリンタードライバーを提供し、現在使用している多種多様なプリンターメーカーを問わず複合機、レーザー、インクジェット、ドット、サーマル、プロッターなどを買い換えることなく、セキュリティ、コスト、エコの3つの視点を強化することが可能となっている。セキュリティ強化の一例として、すべての印刷物に強制的に出所情報(PC名、ユーザー名、日時)を自動記載する機能(プリンターメーカーに依存しない)、誰が・いつ・どのようなファイルを印刷したかという記録(印刷ログ)を収集する機能を提供する。

 印刷コスト削減面では、カラー印刷を、指定部門だけ禁止する機能(強制モノクロ印刷機能)、印刷枚数を制限する機能、トナー制限機能など、平均20%〜50%以上の印刷コストの削減を可能とする。またまとめ印刷機能など異なるアプリケーション同士の合成ドキュメント作成が簡単に実施できるなど、多機能印刷も提供する。オプションサービスとして、プリンターの利用状況や紙の使用量の現状と紙媒体におけるセキュリティ対策の現状を調査し、コストとセキュリティの脆弱性の面から評価する。

 本サービスの月額料金は、管理対象(クライアントPC)規模により価格が変動する「月額基本料金」と管理対象(クライアントPC台数)ごとに設定される「月額サービス料金」の合計。管理対象(クライアントPC台数)500台未満契約の場合、1台あたりの月額サービス料金は、税別300円の予定。日本ユニシスは、本サービスを今後3年間で売上1億円を目指すとしている。
《冨岡晶》
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