IIJセキュアWebゲートウェイサービスが「マルウェア防御オプション」を試験提供 〜 ブラックリストを活用 | RBB TODAY
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IIJセキュアWebゲートウェイサービスが「マルウェア防御オプション」を試験提供 〜 ブラックリストを活用

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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は27日、企業に必要なWebセキュリティ対策を統合的に行う「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」において、あらたに「マルウェア防御オプション」を追加し、提供を開始した。

 マルウェアとは、コンピュータウイルスやスパイウェアなど悪意あるプログラムの総称。主にOSやソフトウェアなどの脆弱性を悪用することで、PCを感染に導きさまざまな被害を発生させる。「マルウェア防御オプション」では、社内から閲覧するWebサイトのURLを、IIJセキュアWebゲートウェイサービスのサーバ上でIIJ独自のブラックリストに基づいて検証し、URLがブラックリストと一致している場合に、そのWebアクセスを遮断する。

 このオプションではブラックリストとして、マルウェアの活動観測プロジェクトMITF(Malware Investigation Task Force)を通してIIJが独自に解析・収集してきたマルウェア配布サイトの情報や、個人情報などを不正に収集するサイトの情報を活用することで、より高い精度で社内PCのマルウェア感染を防止する。また、万が一社内PCがマルウェアに感染していた場合に、個人情報などの情報資産が外部に流出することを未然に防ぐことができる。

 従来は、IIJセキュアWebゲートウェイサービスのアンチウイルス機能でマルウェア本体の検知、駆除が可能だったが、本オプションの提供開始により、従来のフィルタリング機能やアンチウイルス機能のみでは防げなかったマルウェアによる不正な行動が防げるとのこと。同オプションは、当面のあいだ試験サービスとして無償で提供され、2009年度内を目処に正式サービス化される予定。
《冨岡晶》
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