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この土日はあなたも「ブック・ツーリズム」をしてみては?

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調査結果
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 イギリスでは、“本の町”で街並みを散策しながら古書店めぐりを楽しむ「ブック・ツーリズム」という旅行スタイルがある。日本でも国内初のブック・ツーリズム「第一回高遠ブックフェスティバル」が29日〜30日の2日間にわたり長野県伊那市高遠町にて開催され、広がりのきざしを見せている。この新たなスタイルへの関心について、アイシェアは20代〜40代のネットユーザー566名に意識調査を実施した。

 まず、「丸一日ゆったりと過ごしたいと思うことがあるか」という質問をしてみたところ、89.9%の人が「ある」と回答。男女・年代を問わず同様の傾向でおおむね9割にのぼった。また、目的なく散歩をするのが好きかとの問いには、好き(「とても好き」+「わりと好き」)が61.8%、「好きではない」が38.2%と半数以上の人が目的のない散策を好んでいるという結果となった。

 書店やコンビニエンスストアなどで、偶然「いいな」と思う本や雑誌に出会うことがあるかとの問いには、ある(「よくある」+「たまにある」)が79.5%と8割を占めた。男女別では、男性で76.8%、女性で82.8%と女性のほうがいい書籍との偶然の出会いを感じる人が多く、年代別でみると30代(86.5%)、40代(79.4%)、20代(72.7%)と続いた。

 日本でブック・ツーリズムができるような“本の町”があれば行ってみたいと思うかとの問いには、「とても行ってみたい」が15.7%、「試しに一度は行ってみたい」が49.1%で、合わせると64.8%と比較的関心は高だ。特に目的なく散歩をするのが好きとした人では76.9%と、好きではない人(45.4%)に比べると関心はかなり高い。また、いい書籍との偶然の出会いがあるとした人も72.9%と7割を超えていた。

 総じて時間をゆったりと過ごすことを好んだり、明確な目的を持たない散歩を好む現代人にとって、街の散策と古書店めぐりを同時に楽しめるこの旅行スタイルは、新たな本との出会い方や時間の過ごし方として注目を集めるかもしれない。
《織本幸介》
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