98.4%の騒音をカット——ソニー、ノイズキャンセリング機能搭載のカナル型イヤホン | RBB TODAY
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98.4%の騒音をカット——ソニー、ノイズキャンセリング機能搭載のカナル型イヤホン

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MDR-NC300D
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 ソニーは2日、ノイズキャンセリング機能搭載のカナル型イヤホン「MDR-NC300D」を発表。6月21日より販売する。価格は30,975円。

 同製品は、周囲の騒音を約98.4%低減するカナル型イヤホン。デジタルノイズキャンセリングに関わる高速デジタルシグナルプロセッサおよびフルデジタルアンプを1チップ化した「インテグレーテッドDNCプロセッサ」を開発。小型化が可能になり、デジタル処理ならではの高精度なノイズキャンセリングが可能になったという。

 ヘッドホンに内蔵されたマイクで検知した騒音をデジタル化し、騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を発生させるデジタルノイズキャンセリング方式を採用。また、周囲の騒音を分析し、最適なノイズキャンセリングモードを自動選択する「フルオート AI(Artficial Intelligence)ノイズキャンセリング」や、ノイズキャンセル信号の量やスペクトラムを電気的に調整し、個人の耳の形状により異なるというノイズキャンセリング効果を補正する「ノイズキャンセリング調整」機能などを搭載する。

 音質面では、原音を忠実に再生するというフルデジタルアンプ「S-Master」、再生音に対するノイズキャンセリング機能の影響を抑え、再生音をデジタル信号処理で補正する「デジタルイコライザー」を装備。また、新開発の径16mmドライバーを搭載し、広いダイナミックレンジと繊細な音質の両立を可能にしたという。そのほか、視聴ソースにあわせて選択可能な3つのサウンドモードを備える。

 イヤーピースは耳のサイズや形状に合わせて選択できる7種類を用意。外側には柔らかいシリコン、外側には少し硬めのシリコンを使用することで、装着性と音質を高めているとのこと。

 形式は密閉ダイナミック型。音圧感度は103dB/mW。再生周波数帯域は6〜24,000Hz。総騒音抑制量は約18dB。インピーダンスは16Ω。バッテリは単3形乾電池×1。バッテリ駆動時間は約20時間(アルカリ乾電池使用時)。コード長は約1.2m(付属延長コードは1m)。プラグは3.5mmステレオミニ(コード長は約1.5m)。重さはイヤホンが約8g、コントロールボックス部が約53g。付属品は、航空機用プラグアダプタ/ハイブリッドイヤーピース(SS/S/MS/M/ML/L/LL)を各2種類。

 なお、同社はノイズキャンセリング機能搭載のイヤホン・ヘッドホンのラインアップを強化。約99%の騒音を低減し、AIノイズキャンセリング機能や、デジタルイコライザーを搭載するヘッドホン「MDR-NC600D」、約90%の騒音を低減し、単4形乾電池1本で100時間使用できるカナル型イヤホン「MDR-NC33」も発表。いずれも6月21日に発売する。価格はMDR-NC600Dが49,350円、MDR-NC33が9,975円。MDR-NC33はブラック、ホワイト、バイオレット、レッドの4色を用意する。
《満井》
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