【デジージョ レビュー】ソニーの超小型カメラ『DSC-RX0』と一緒に海や山に行ってきた | RBB TODAY
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【デジージョ レビュー】ソニーの超小型カメラ『DSC-RX0』と一緒に海や山に行ってきた

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富士山の撮影風景。このコンパクトさが実に手軽だった
  • 富士山の撮影風景。このコンパクトさが実に手軽だった
  • 『Cyber-shot DSC-RX0』。高さ約40.5×横幅59.0×奥行き29.8mm。重さ約110g(バッテリー、microSDメモリーカードを含む)
  • 青い空とエメラルドグリーンの海、色鮮やかな緑のコントラストが美しい川平湾
  • ビーチのそばの木に作られたブランコ。木陰で気持ちのいい雰囲気がよくわかる
  • 夕方の空。流れる雲の様子が美しくて思わずシャッターを押した
  • シンプルな操作ボタン。小さいボディながら、画面表示がわかりやすい
  • 撮影した画像はmicroUSBでパソコンに保存
  • バッテリーのフル充電時で静止画約240枚、動画が約35分撮影できる
 ソニーが主催するメディア向けのイベントで、そのカメラ、『Cyber-shot DSC-RX0』と出会いました。凹凸のない四角形で、両手で覆うと隠れてしまうほどのコンパクトさ。ぱっと見ではカメラに見えないサイズ感に、「なんてかわいいカメラなの!」が第一印象。

『Cyber-shot DSC-RX0』。高さ約40.5×横幅59.0×奥行き29.8mm。重さ約110g(バッテリー、microSDメモリーカードを含む)
『Cyber-shot DSC-RX0』。高さ約40.5×横幅59.0×奥行き29.8mm。重さ約110g(バッテリー、microSDメモリーカードを含む)


 こんなに小さいカメラなのに、有効画素数約1530万画素の高画質な撮影が可能。そして水深10mの防水機能に加え、2mの高さからの落下や200kgftの荷重にも耐える堅牢性を備えていると言います。筆者の趣味はスキューバーダイビングと山登り。どちらにもピッタリな『RX0』と一緒に出掛けたくなり、お借りすることにしました。

 まず向かったのは沖縄の離島の石垣島。「この小さなカメラで石垣の海はどんな風に撮影できるんだろう?」。興味津々で絶景ポイントのビーチで撮影してみました。レンズは広角ZEISS Tessar T*24mmで、F値はF4(固定)。レンズ周辺のゆがみが少ない設計なので、画面のすみずみまで高解像度で鮮明な色合いです。

青い空とエメラルドグリーンの海、色鮮やかな緑のコントラストが美しい川平湾
青い空とエメラルドグリーンの海、色鮮やかな緑のコントラストが美しい川平湾


ビーチのそばの木に作られたブランコ。木陰で気持ちのいい雰囲気がよくわかる
ビーチのそばの木に作られたブランコ。木陰で気持ちのいい雰囲気がよくわかる


 撮影モードは「MENU」で操作。画面にどのような撮影ができるか説明が表示されるので、とてもわかりやすい。海中以外はほぼほぼ「プログラムオート」で撮影しました。カメラが自動的に最適なモードを選んでくれるので、夕景もシャッターを押すだけで印象深い写真に。

夕方の空。流れる雲の様子が美しくて思わずシャッターを押した
夕方の空。流れる雲の様子が美しくて思わずシャッターを押した


シンプルな操作ボタン。小さいボディながら、画面表示がわかりやすい
シンプルな操作ボタン。小さいボディながら、画面表示がわかりやすい


撮影した画像はmicroUSBでパソコンに保存
撮影した画像はmicroUSBでパソコンに保存


バッテリーのフル充電時で静止画約240枚、動画が約35分撮影できる
バッテリーのフル充電時で静止画約240枚、動画が約35分撮影できる


 ビーチの撮影をした翌日は、いよいよスキューバーダイビングで、『RX0』と一緒に海の中へ。珊瑚や小魚を何枚も撮影。沖縄に多い大型のコウイカ(コブシメ)が優雅に泳ぐシーンは、ハイビジョンテレビと同じ16対9のアスペクト比(縦横比)で撮影したのでダイナミックな印象になりました。普段はあまり撮影しない動画にも挑戦し、クマノミのかわいい姿をしっかり記録。

海面の揺らめく様子がよくわかる
海面の揺らめく様子がよくわかる


アスペクト比16対9で撮影したコブシメ
アスペクト比16対9で撮影したコブシメ


 クマノミたちが泳ぐ様子を動画で撮影。最後にフラついてしまい、見苦しくなったことをお詫びします。



 これらの海の写真や動画は、水深約100mまで可能な『RX0』専用のハウジング『MPK-HSR1』を装着して撮影。ハウジングには『RX0』がピッタリ収まり、ボタンも大きめだったので、画面表示も見やすく、約435gとズッシリとした重さで、手ぶれ機能がなくても、海の中で安定感がありました。『RX0』単体でも水深10mの防水機能があるので、シュノーケーリングで大活躍できそうです。

ソニー『DSC-RX0』用ハウジング『MPK-HSR1』
ソニー『DSC-RX0』用ハウジング『MPK-HSR1』


『RX0』がキレイに収まるサイズ
『RX0』がキレイに収まるサイズ


画面が見やすく、ボタンも大きめで操作しやすい
画面が見やすく、ボタンも大きめで操作しやすい


 海の次は山ということで、神奈川県の丹沢山系の人気スポット、鍋割山に出掛けました。木々の微妙な色の違いが忠実に再現されて、山の心地よい様子が写真から伝わってきます。頂上では富士山を撮影。連なる山々や、流れる雲の様子など、躍動感ある1枚になったと思います。

影が黒潰れせず、目で見た印象そのままに撮影できた
影が黒潰れせず、目で見た印象そのままに撮影できた


真っ直ぐに木が並ぶ様子が美しくて撮影
真っ直ぐに木が並ぶ様子が美しくて撮影


頂上での1枚。美しい富士山を臨場感たっぷりに撮影することができた
頂上での1枚。美しい富士山を臨場感たっぷりに撮影することができた


富士山の撮影風景。このコンパクトさが実に手軽だった
富士山の撮影風景。このコンパクトさが実に手軽だった


 撮影していると、「えっ、それカメラなんですか?」と、周囲の人によく驚かれました。そりゃそうでしょう、この小ささですから。でもカメラがこれほどコンパクトだと、登山中でもポケットからサッと取り出せるので、撮影が実に手軽。万が一、落としても丈夫なので安心できました。

『RX0』ではスーパースローモーションや最高約16コマ/秒の高速連写もできます。電波式のワイヤレスレシーバーを接続すれば、最大15台を使ってのリモートレリーズ撮影も可能。このようなマルチな撮影が、この小型のカメラでできるとはホント驚き。高度な技術が凝縮されていることを感じます。その分、価格は7万9880円(税別、執筆時点)とややお高めですが、外出時のお供として、日々の記録を美しく残せるのであればアリかも。みなさんにもこの手軽さと、画像の美しさをぜひ感じて欲しいと思います。


ソニー『Cyber-shot DSC-RX0』
https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX0/

執筆したデジージョ:綿谷 禎子
執筆したデジージョ:綿谷 禎子

デジージョ:http://digijyo.com
《綿谷 禎子》
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