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“IT業界には音楽活動の経験者が多い”という噂は本当だった!?

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調査結果
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 IT業界の人には、音楽活動の経験者が多いという俗説が存在するが、実際はどうなのだろうか。アイシェアは20代から50代の男女に意識調査を実施し、584名の回答を集計した。回答者のうち、IT関連の仕事をしたことが「ある」人は34.4%(201名)。

 音楽を聞くのが好きかとの問いには、87.0%が「好き」と回答し、女性と40代では90%を超えた。IT業界経験の有無別に見ると、「未経験者」84.3%に対し、「経験者」では92.0%と7.7ポイントの差があった。音楽を聞くのが好きな人のうち、パソコンで作曲・編集などを行うDTM(デスクトップミュージック)の経験がある人は22.0%。IT業界「未経験者」では17.0%、「経験者」では30.8%にのぼり、大きく差が開いている。

 続けて、同じ回答者に演奏することや歌うことは好きか聞いてみた。全体では「演奏するのが好き」が10.6%、「歌うのが好き」が34.3%、「(演奏・歌うこと)どちらも好き」が24.2%で、「好きではない」としたのは30.9%だった。

 IT業界経験別に見ると、「経験者」では「演奏するのが好き」が12.4%、「(演奏・歌うこと)どちらも好き」が30.3%。合わせて42.7%が“演奏好き”と高い比率に。対して「未経験者」では、「演奏するのが好き」が9.6%、「(演奏・歌うこと)どちらも好き」が20.7%で、“演奏好き”は合計30.3%。「経験者」と12.4ポイントも開いている。こうして見ると“IT業界には音楽活動の経験者が多い”という俗説は間違っていないと言えるのかもしれない。

 次いで、“演奏好き”の人に、最も得意な楽器をはじめたきっかけを尋ねてみた。トップは「習い事」で30.5%。次いで「部活・サークル(16.9%)」「曲や演奏に感動して(14.1%)」「ミュージシャンに憧れて(10.2%)」の順に。男女別では、トップの「習い事」が女性で51.8%と男性を大きく上回っている。一方、男性ではトップが「ミュージシャンに憧れて(18.1%)」、2位が「曲や演奏に感動して(17.0%)」と順位や割合が大きく異なる結果となった。

 年代別では、「ミュージシャンに憧れて」は他の年代に比べて20代(16.2%)と40代(18.6%)で高く、「習い事」は30代で51.4%と高比率。50代では「曲や演奏に感動して(26.7%)」「友人・知人に誘われて(15.0%)」の割合が高く、性別や年代で大きく特徴が異なることがわかった。

 ちなみに、歌うこと・演奏するのが好きな人のうち、曲や演奏・歌声を自分でネット上にアップして公開したことが「ある」としたのは5.1%(18名)。公開したサイトは「自分のホームページ」のほか「mixi」「Yahoo!ビデオキャスト」などがあげられた。また、メジャーデビューを目指したことが「ある」とした人も5.7%(20名)と少数派だった。

 音楽嗜好は人により様々だが、性別や年代、IT業界などの職種経験により、何らかの傾向があることを予感させる結果となった。
《織本幸介》
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