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日本HP、HP-UX最新バージョンを発表 〜 UNIXベースの仮想化ソリューションを大幅に強化

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HP Integrity VMのオンラインマイグレーション機能によりトランザクションを止めることなく他のサーバーに仮想マシンを移動
  • HP Integrity VMのオンラインマイグレーション機能によりトランザクションを止めることなく他のサーバーに仮想マシンを移動
  • HP Serviceguard標準で高速フェイルオーバー機能を装備、仮想マシン上のアプリケーションの稼動監視を強化
 日本ヒューレット・パッカードは21日、UNIX OSの最新バージョン「HP-UX 11i v3 update 4」、仮想化ソフトウェア「HP Integrity VM 4.1」、クラスターソフトウェアの最新バージョン「HP Serviceguard 11.19」の出荷を開始した。さらに「HP Integrity VM 4.1」の新機能を使用するための追加ライセンスとして、「HP Integrity VMオンラインマイグレーション」を発売し、定額サービスパッケージ「HP Care Pack」の新メニューを提供開始する。

 「HP-UX 11i v3 update 4」は、高可用性・仮想化・運用性の各要素の連携を強化したUNIX OSの最新版。ミッションクリティカルな統合IT基盤に向けて様々な機能を拡充している。オンラインマイグレーション機能により、HP-UXをハイパーバイザーとする仮想化機能「HP Integrity VM 4.1」により作成された仮想マシンを、アプリケーションを稼動させたまま、トランザクションを止めることなく他のサーバーに移動できる。この機能は、最新のHP-UX 11i v3オペレーティング環境に加え、ライセンス製品「HP Integrity VM オンラインマイグレーション」を購入することで使用できる。従来の、クラスターによる「HP Integrity VM 4.1」上の仮想マシン全体の障害検知・フェイルオーバー機能に加え、仮想マシン上で稼動するアプリケーション・プロセスの障害検知に対応。仮想マシン上のアプリケーションの異常を検知し、自動的に仮想マシンを止めて他のサーバー上で再起動させることが可能になる。「HP Serviceguard 11.19」では、フェイルオーバーの速度が従来の約1/8と、非常に高速となった。

 「HP-UX 11i v3 Virtual Server Operating Environment」1コアあたりのライセンス価格は、1,023,750円(税込)〜、「HP Serviceguard 11.19」1コアあたりのライセンス価格は、408,450円(税込)〜。各種サービスをパッケージ化して提供する「HP Care Pack」の料金は、「HP-UXスタートアップサービス」として、HP Integrityサーバー1台あたり420,000円(税込)〜。なお9月30日までは、「HP-UX 25周年記念 “2 for 1”キャンペーン」の期間中となり、「HP-UX 11i v3 Virtual Server Operating Environment」の通常ライセンス価格で、2ライセンスが提供されるなどの特典がある。
《池本淳》
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