NEC、中南米海底ケーブルシステム波長増設プロジェクトを受注 | RBB TODAY
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NEC、中南米海底ケーブルシステム波長増設プロジェクトを受注

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 NECは23日、南米大陸の西沿岸からパナマを経由してカリブ海に至る総延長7,300キロメートルの「パンアメリカン海底ケーブルシステム(PanAmerican Cable System)」の波長増設を行うプロジェクトを受注したことを発表した。

 「パンアメリカン海底ケーブルシステム」は、1999年の建設以来中南米諸国(8か国10地点)間を結ぶ重要な通信インフラの役目を果たしており、今回の増設により、現状の2.5Gbpsから10Gbpsの波長多重技術を用いることで、通信容量が最大70Gbpsまで拡張する。このプロジェクトは、Antelecom(オランダ領アンティル)、AT&T(米国)、Cable Andino(エクアドル)、C&W Panama(パナマ)、CNT(エクアドル)、CANTV(ベネズエラ)、Embratel(ブラジル)、Entel Chilie(チリ)、Setar(アルバ)、Telecom Colombia(コロンビア)、TELMEX(メキシコ)の、中南米の代表的通信業者を含む11社がオーナーとして参加。NECは従来から海底ケーブル市場で業界トップクラスの実績を有しており、日本を含むアジア全域および太平洋、さらには米国およびカリブ海でも相次いで新規ケーブル建設や波長増設プロジェクトを受注しているという。

※[お詫びと訂正]初出時、ケーブル長に関する記述において一部誤りがございました。ここに訂正するとともに、お詫び申し上げます。
《冨岡晶》
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