英ARMとイーソルが提携、ソリューションを車載分野に提供へ
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今回の提携は、標準化団体「AUTOSAR」(Automotive Open System Architecture)規格に準拠したソフトウェアを、ARM Cortexベースのマイクロコントローラに実装するためものとなる。これは現行のARMマルチコア・プロセッサ技術とイーソルのマルチコア・リアルタイム・オペレーティング・システム「eT-Kernel Multi-Core Edition」による車載情報システムをさらに発展させたものとなる見込みだ。
今回の提携により、単一プロセッサ・アーキテクチャ上で、検証済みソフトウェア・コンポーネントと開発環境を標準化することが可能と見られる。これにより、車載機器メーカーは製品の開発効率を高めることが可能となる。ARMは、2005年よりAUTOSARのプレミアムメンバーとして活動中。またJasPar(Japan Automotive Software Platform and Architecture)においてイーソルは2006年より、ARMは2005年より活動している。両社はARMプロセッサ・アーキテクチャを利用したAUTOSAR準拠プラットフォームでの車両制御システムを近日中にデモする予定だ。
これまでの両社の車載分野での協業例としては、NECエレクトロニクス社から2007年にリリースされ、大手の車載機器メーカーで採用されているNaviEngineをベースとしたナビゲーション・システムなどがある。この初代のシステムではARM11MPCoreマルチコア・プロセッサとイーソルのeT-Kernel Multi-Core Editionが採用され、次世代にはARM Cortex-A9 MPCoreプロセッサが使用される予定だ。さらに、ソフトウェアの車載情報機器および車両制御機器への実装を支援するために、イーソルはeBinder開発環境を拡張し、ARM RealView開発ツールを統合していく予定としている。
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