日立ソフト、情報管理サービス「匿名バンク」を開始
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「匿名バンク」は、たとえば健康分野において、体重や血圧など、特に取り扱いに配慮が必要な個人ごとの情報(センシティブ情報)を、氏名や住所など、個人を特定できる情報と分離して日立ソフトが預かるサービス。個人を特定できる情報(個人情報)は各事業者が管理し、匿名化されたさまざまな機微な情報を「匿名バンク」が管理する。これらの情報をIDで紐付けすることにより、情報の関連性を維持しながら、機微な情報を安全に管理することが可能となる。また、「匿名バンク」では、事業者の入手できる情報をサービスごとに管理できる。事業者は、個人/顧客の同意がある情報のみを入手した上で、これらの情報に基づいたさまざまな高付加価値サービスを、安全、安心に提供できる見込みだ。同サービスは、遺伝情報の取り扱いで培ったIDマネジメント技術を応用したものだが、健康分野だけでなく、電子行政、インフラ、金融サービス、環境、農業などの分野への活用も想定しているとのこと。
これにより個人や顧客は、事業者に対して安心して機微な情報を提供し、さまざまなサービス提供を受けることができる。また、日立ソフトでは個人を特定できないようにしたこれらの機微な情報を活用し、サービスを行う事業者に対して、必要な情報を提供するサービスも開始する。さらに、蓄積された情報を統計処理し、事業者にとって高付加価値な情報の提供も行うとのこと。さらに「匿名バンク」は、事業者間の複数のサービスと連携するためのハブ機能も提供。事業者にとっては、他サービスと連携したより付加価値の高いサービスを提供できる一方、個人/顧客は、自身の情報を一元的に管理できるだけでなく、自身の情報に基づいたさまざまなサービスを受けられるようになる見込みだ。将来的には「匿名バンク」では蓄積された情報をデータマイニング(解析)し、事業者や個人/顧客にとって有用な情報を提供することも可能だ。
たとえば、健康分野では健康情報を個人が事業者に提供し、遠隔健康指導サービスを受ける際に利用できる。その際、氏名や住所などの個人を特定できる情報は事業者が管理し、体重や血圧などの情報は、匿名化された状態で管理することが可能だ。なお日立製作所と日立ソフトは1月27日に、こうした利用用途を想定し、「『Wii Fit』と連携した遠隔健康指導基盤システムを開発」を発表している。
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