オンライン詐欺、身を守る「自信」は低下したのに「利用方法」は変わらず〜シマンテック調べ | RBB TODAY

オンライン詐欺、身を守る「自信」は低下したのに「利用方法」は変わらず〜シマンテック調べ

エンタープライズ その他

 シマンテック コーポレーションは17日、「オンライン詐欺に関する実態調査」の結果を発表した。今回で5回目で、日本国内の個人ユーザ1,000名(インターネット利用歴3年以上で、15歳以上のユーザ男女年代別)を対象に10月に実施されたもの。

 それによると、クレジットカードによるオンライン決済利用の増加が、他の方法の利用増加を大きく上回ったことが明らかになった。ネットショッピングやサービスの利用率は84.4%と、日常的に利用されており、「画面上でクレジットカード決済」(70.7%)が、過去一年で増えた決済方法(38.9%)となった。続く「コンビニエンスストアでの支払い」(45.9%)、「オンラインバンキングで振込」(42.0%)など、他の決済手段は利用割合が低下していることからも、決済方法のクレジットカードへの集中が進んでいる傾向が見られた。

 また「銀行預金の引き出し、クレジットカードの不正使用によって金銭的被害を受けること」に対して、「非常に不安」および「多少は不安」が88.4%、「インターネットで入力した個人情報やログイン情報などが漏れたり、盗まれたりすること」に対して「非常に不安」および「多少は不安」が87.2%となり、高い数値ながらも不安感が低下している現状があきらかになった。しかしながら全回答者の4人に1人が、実際にオンライン詐欺に遭った、もしくはだまされて個人情報を聞きだされてしまったなどの経験が「ある」もしくは「ひょっとしたら何かの被害に遭っているかもしれない」と回答しており、原因としては、「まったくわからない」という回答者が
増加しており(38.9%、前回は32.9%)、被害の潜在化が進んでいることを示している。

 このようにオンライン決済への依存度が高まる一方で、オンライン脅威に対する防御への理解や自信の低下も見られたという。オンライン詐欺行為の対策に関して「正しく理解をしている」と回答した人は24.3%と、昨年の調査(2007年10月)より9ポイントも低下。防御への自信を持つ人は「たぶん大丈夫」と答える人も含めても33.3%と、前回(41.9%)に引き続き減少する傾向が見られたという。この結果から読み取ることのできる傾向としては、続々と発生するオンライン詐欺の新手法に対処しきれないという不安が生じていることだとレポートは分析している。そしてこのような自覚があるにもかかわらず、オンライン詐欺対策など、インターネットの利用の仕方については特に「変わっていない」という回答者(55.6%)が「変わった」(44.4%)と答えたユーザを上回っている。その理由については、30代から50代の女性に特に多く見られる「どうすればよいかわからない」(34.6%)と10代から20代男性に多い「特に気にしていないから」(21%)が混在していた。

 シマンテック コンシューマセールス 日本担当ディレクタのマイケル イエール氏は、今回の調査結果について「今回の調査結果の背景には、インターネットの普及により、ユーザの多様化やユーザ間の知識格差が進んでいるという事実が存在すると考えられます。個人のユーザにとって、セキュリティソフトに加えて、普段からの心がけによって多層の防御をすることが重要であるといえます。シマンテックは多数の高度化が進むオンライン脅威から確実にノートンユーザを保護する、堅牢で使いやすいと同時に早く、軽いセキュリティソリューションとともに、つながる世界でのつなげる安心をご提供するべくこれからも邁進していく所存です」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》

関連ニュース

特集

page top