企業に届くメールのうち悪意のないものは何%か? | RBB TODAY
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企業に届くメールのうち悪意のないものは何%か?

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2008年の月別メールの種類
  • 2008年の月別メールの種類
  • Email経由のマルウェアのトップ10
 Panda Securityは同社のメールクリーニングマネージドサービスであるTrustLayer Mail(日本未発売)で、2008年に4億3000万通のemailメッセージを分析、収集した結果を発表した。それによると2008年に企業に到達したメールのうち、悪意のないものはわずか8.4%だった。

 その他の89.88%のメッセージはスパムで、また1.11%は何らかの種類のマルウェアに感染していた。1月だけはスパムのレベルが80%以下だが、第2四半期には企業に届いた全メールの94.75%でピークに達した。

 2008年に感染したメッセージについては、Netsky.P wormが最もよく検知された悪意あるコードだった。この種のマルウェアは、ユーザーがMicrosoft Office Outlookのプレビュー表示を通して感染したメッセージを見るだけで自動的に活動を開始。emailの添付ファイルを自動的に実行することを許可するというInternet Explorerの脆弱性を利用するものだ。

 経済情勢の悪化に関連したスパムも著しく増加。住宅ローンや偽のローンの宣伝メッセージは4.75%で、偽の仕事のオファーやいかさまの卒業証書などは、2008年の全てのジャンクメールのうち2.75%を占めたという。スウォッチのようなブランドの偽物製品の販促スパムは、全体の16.75%だった。
《RBB TODAY》
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