マイクロソフトは10日、Webブラウザプラグイン「Microsoft Silverlight 2」の新機能の概要を発表した。 Silverlight 2では、次世代DRM技術「Microsoft PlayReady」をベースとした「Silverlight DRM」が実装されるほか、IIS7と組み合わせることで、Webプレイリストやネットワークの回線状況に応じて適切なビットレートで再生するアダプティブストリーミングが利用できる。また、複数解像度の画像を階層的に持つことで、 巨大な画像をインタラクティブに描画するテクノロジ「Deep Zoom」もサポートする。 RIA開発のための新機能としては、.NET Frameworkとの互換性とリッチな基盤クラスライブラリのサポートが行われることにくわえ、データグリッド、リストボックス、スライダー、カレンダーなど開発者やデザイナーがすぐに使えるコントロールを標準で40種類以上備える。また、標準でREST、WS*/SOAP、POX、RSS、および標準的なHTTPサービスの呼び出しや、Visual Basic .NET、C#、JavaScript、IronPythonやIronRubyなど、多様なプログラミング言語をサポートしている。コントロールのルック&フィールをカスタマイズするための高度なカスタマイズ性も特徴のひとつだ。
Windows PC導入・管理支援ソフト群「Microsoft Desktop Optimization Pack for Software Assurance 2008 R2」2008.10.3(金) 16:58