サイファー・テックは1日、同社のDRM「CypherGuard」のライセンス発行状況を基に、2014年上半期の電子書籍の利用動向をまとめた調査結果を発表した。調査対象期間は1月1日~6月30日。 それによると、2014年上半期の電子書籍におけるDRMの利用数は、すべての月において前年同期を上回っていた。2014年上半期総計は、前年同期比75%増、2013年下半期比でも42%増と、電子書籍市場が着実に拡大していることが明らかになったという。 特に2014年3月は前年同期比131%増となっており、消費税増税前に電子書籍を購入するユーザーの駆け込み需要が発生していたと推測される。またゴールデンウイークがある5月は、2013年、2014年ともに他の月に比べて利用回数が多い傾向が見られた。