ユニアデックス、教育機関向けに次世代情報共有基盤システム「NeXtCommons」をSaaSで提供開始 | RBB TODAY
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ユニアデックス、教育機関向けに次世代情報共有基盤システム「NeXtCommons」をSaaSで提供開始

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 ユニアデックスは7日、次世代情報共有基盤システム「NeXtCommons(ネクストコモンズ)」を2009年4月からSaaSとして提供開始することを発表した。サービス開始当初は小中学校、高校などのICT活用支援を目的とし教育機関を中心に展開を図る。

 「NeXtCommons」は、「デジカメとワープロを使用できるスキルだけでコンテンツの更新が可能」なオープンソースソフトウェアの「NetCommons2.0」に、独自の機能としてWebメールとの連携機能、強化されたスケジュール管理機能を追加し、SaaS方式にて提供開始することにしたものとなっている。

 もともとは国立情報学研究所(社会共有知研究センター)を母体とする「NetCommonsプロジェクト」が、ライセンス料が不要なオープンソースソフトウェアとして開発した次世代情報共有基盤システム 「NetCommons 2.0」(ネットコモンズ)を基にしており、同研究センターに参画するユニアデックスが、独自の機能や運用管理サービス等を付加した。「NetCommons」は2005年から提供されており、教育機関等を中心に現在までに1500以上の団体で広く利用されているが、「NeXtCommons」では、Webサイトや情報共有システムの運営における「構築・運用管理・保守」の部分をアウトソース化可能となっており、より使いやすい独自機能をユニアデックスが追加することで、迅速・容易に情報発信・共有が行えるようになるとのこと。

 「NeXtCommons」では、利用規模に応じて、「NeXtCommons Lite」「NeXtCommons Standard」の2つのプランを用意している。「NeXtCommons Lite」は1校単位で利用する小規模ユーザー向けプランとして、ディスク容量1GBで年間使用料税別15万円。「NeXtCommons Standard」は教育委員会が複数校のWebサイトを統括運営する場合に有効な中規模ユーザー向けプラン。契約ユーザー単位に専用のサーバー環境を提供。独自ドメイン対応、ディスク容量50GBのプランで年間使用料150万円。無料サイトが用意されており、導入前に試用することも可能となっている。

 なお2009年2月末までに「NeXtCommons Lite」を早期申込予約をした場合に、2009年4月1日〜2010年3月31日の間、10万円/年で提供する教育機関限定のメニュー「NeXt1」、12万円/年で提供する旧バージョンのNetCommons(1.X系)ユーザー限定のメニュー「NeXt2」が用意されている。
《冨岡晶》
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