フリースケール、 3G-LT/WiMAX/HSPA+/TDD-LTE基地局向けマルチスタンダード・アクセラレータを発表
エンタープライズ
モバイルBIZ
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
家電4社がリモコン通信技術の新規格策定で合意
-
フリースケール、名古屋品質・テストセンターを移転・拡張——中部地区の車載制御・情報機器のビジネス拡大
初めて3G-LTEをサポートするほか、WiMAX、HSPA+、およびTDD-LTE標準など、基地局向け最新ワイヤレス技術をサポートする。
フリースケールのベースバンド向けマルチ・アクセラレータ・プラットフォーム・エンジン(MAPLE-B:Multi-Accelerator-Platform-Engine for Baseband)技術をベースにしており、現在FPGAデバイスやカスタムASIC製品で実行されているターボおよびビタビ・デコーディング、高速フーリエ変換(FFT)、逆高速フーリエ変換(IFFT)、離散フーリエ変換(DFT)、逆離散フーリエ変換(IDFT)の処理を加速することができる。ハードウェアとしては、カスタマイズ可能なRISCエンジン2つを搭載しており、将来の標準更新時には再プログラムして対応することが可能とのこと。
同製品は、コストのかかるFPGAデバイスやカスタムASIC製品の代替とすることができ、ワイヤレス・インフラストラクチャ装置メーカーは低コストで差別化されたチャンネル・カードを開発することができるようになるという。
またフリースケールのMSC8144クワッドコア・デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)と組み合わせることで、幅広い基地局設計に対応した、DSP+FPGAソリューションと同等の柔軟なソリューションも提供可能とのこと。プロトタイプ設計段階で高価な専用デバイスを必要としないため、部品数を抑えることができるほか、同一のDSPとベースバンド・アクセラレータの組み合わせを、プロトタイプ開発から最終システム生産まで使用することができるとのこと。
MSBA8100ADS開発ボードは、フリースケール・アルファ・カスタマ・プログラムの参加者を対象に、早期導入者から出荷を開始する予定。MSBA8100デバイスは、2008年第3四半期にサンプル出荷を開始する予定。
関連リンク
関連ニュース
-
家電4社がリモコン通信技術の新規格策定で合意
-
フリースケール、名古屋品質・テストセンターを移転・拡張——中部地区の車載制御・情報機器のビジネス拡大
-
NEC、VALUESTAR R LuiモデルにフリースケールのColdFireプロセッサ「MCF5328」を採用
-
フリースケール、自動車市場向けマイクロコントローラの出荷数1億個を達成
-
フリースケール、超低消費電力の8ビットマイクロコントローラを発表〜ストップモードで300nA未満
-
フリースケール、2.7・3.5GHz WiMAX基地局アンプ用RFICを発表〜世界初のマルチステージ対応RFIC
-
フリースケール、i.MX31が車載用情報端末Sync搭載のフォード車に採用
-
筑波大学システム情報工学研究科、クラスタコンピューティング向け高性能ネットワーク・システムを発表