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フリースケール、マイクロコントローラのタッチ機能を強化するソフトウェアを発表

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 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは6日、マイクロコントローラのタッチ機能を強化するソフトウェア・ライブラリである新たなタッチ・センシング・ソフトウェア(TSS)、「Xtrinsicタッチ・センシング・ソフトウェア2.6」を発表した。

 TSS 2.6は、同社のマイクロコントローラで動作する、無償ライセンスのソフトウェア。今回のバージョンアップで、堅牢性が強化されるとともに8ビット・マイクロコントローラ・ファミリ「S08」および、90ナノメータの32ビット・マイクロコントローラ・ファミリ「ColdFire+(コールドファイア・プラス)」と「Kinetis(キネティス)」のサポートが追加された。Xtrinsic(エクストリンシック)センシング・ポートフォリオにTSS 2.6が加えられたことにより、民生用電子機器、マルチメディア・インターネット・デバイス、医療/産業用機器、および家電製品へのタッチ・センシング機能の搭載が可能になった。

 また、電気的ノイズに伴うタッチの誤認識を低減するタッチ検出アルゴリズムを採用しており、8ビット~32ビットの幅広いマイクロコントローラ・ポートフォリオ1000種以上の中から選択することができる。タッチ・センシング入力(TSI)モジュールの確実なタッチ検出により、機械式からタッチ操作によるプッシュボタン、スライダ、およびロータリーの最新のユーザ・インタフェースへのアップグレードや、幅広い感度レベルと塗装面への対応、低消費電力モードでの動作およびタッチによるウェイクアップ機能なども可能。最大16個の電極(各電極に1本のピンを使用)に対応し、外部コンポーネントは不要。

 Xtrinsicタッチ・センシング・ソフトウェア2.6は、2012年第2四半期に供給が開始される予定。フリースケールでは、このTSSを含む開発ツール一式により、タッチ・センシング・アプリケーションの開発をより簡略化および迅速化することができるとしている。
《白石 雄太》
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