韓国では近年、著名アスリートの子どもたちが、それぞれの分野で存在感を示し、注目を集めている。
格闘家とトップモデルを両親に持つ少女、元サッカー韓国代表が父の双子姉妹、そして元巨人軍投手と国民的女優の間に生まれたインフルエンサー。
スターアスリートのDNAを受け継いだ彼女たちは、どのような道を歩んでいるのだろうか。
母は日本人モデル
まず名前が挙がるのが、近年テレビ界での活躍が目立つ格闘家の秋山成勲(チュ・ソンフン)と、モデルSHIHOの娘、チュ・サランだ。幼少期にバラエティ番組を通じて広く知られ、天真爛漫な姿で韓国の大衆に愛されてきた存在である。
近年は露出が落ち着いているものの、両親のSNSに登場すると成長した姿がたびたび話題となり、「いつの間にか大人びた」と注目を集めている。父譲りの堂々とした雰囲気と、母譲りの洗練された感性をあわせ持ち、将来の進路にも関心が寄せられている。モデルの母親に似たスタイルの良さから、いずれ同じ道を歩む可能性もあるのかもしれない。


モデルにアスリート、インフルエンサーも
続いて双子だ。元サッカー韓国代表のレジェンド、イ・ドングクの娘として知られるのが、双子姉妹のイ・ジェシとイ・ジェアである。
偉大な父を持つ2人は、幼少期からテレビなどで顔を知られてきたが、現在は異なる分野を選び、それぞれの道を歩んでいる。ジェシは大学に通いながらモデルとしても活動するなど、二足の草鞋を履いて活躍。一方のジェアはゴルフ選手として競技の世界に身を置き、成績を残すなど、アスリートとしてのキャリアを積み重ねている。同じ家庭に育ちながらも異なる進路を選んだ2人の姿は、「アスリートの娘」という枠を超えた個々の選択として関心を集めている。


そして最後に紹介したいのが、かつて読売ジャイアンツにも所属した投手、故チョ・ソンミンさんと、韓国の国民的女優として知られるチェ・ジンシルさんの娘で、インフルエンサーとして活動するチェ・ジュンヒだ。幼い頃に父を亡くし、著名人の子どもとして複雑な視線の中で成長してきたが、現在はSNSを中心に自身の言葉と発信で支持を広げている。

率直な心境や日常を切り取った投稿は共感を呼び、「有名選手の娘」という肩書きにとどまらない影響力を築きつつある。近年は過度なダイエットや整形をめぐる発信が波紋を呼ぶ場面もあるが、病気による体重増加を経験した過去から立ち直り、現在の生活を発信する姿に関心を寄せる層もいる。

親の名声とともに注目を浴びる一方で、彼女たちはそれぞれ異なる分野で、自分自身の道を歩んでいる。韓国アスリートの子どもたちは今、単なる“二世”ではなく、一人の表現者、競技者、発信者として評価される段階に入りつつある。
(文=スポーツソウル日本版編集部)
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